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【カンパニー】ドラマと原作小説と宝塚を観た感想【逆転のスワン】ドラマ感想と読書感想

当ブログにお運び戴き、誠にありがとうございます

ドラマ好き、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。

 

2021年冬ドラマについて以前記事を書きました↓

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その後、ドラマ「カンパニー~逆転のスワン~」の原作本と宝塚版を拝見しましたので、あわせて感想を書きます。

よろしくお願い致します。

「カンパニー~逆転のスワン~」とは

 

ドラマ「カンパニー~逆転のスワン~」は、2021年1月10日よりBSプレミアム、BS4で放送されたドラマ↓

www.nhk.jp

 

原作は、伊吹有喜による長編小説『カンパニー』

カンパニー(新潮文庫) 

 

「カンパニー~逆転のスワン~」あらすじとキャスト

 

言われたことをきちんとこなしてきた会社員”青柳”(井ノ原快彦)と、オリンピックを目指す選手の育成に尽力してきたスポーツトレーナー”瀬川”(倉科カナ)は、リストラ待合室と呼ばれる部署へ左遷されてしまいます。その理由は、青柳の場合は「言われたことしかしてこなかったから」で、瀬川の場合は育ててきた選手が妊娠、引退を表明、「管理を怠った」から。

その上、青柳は妻と娘が家を出てしまい、人生崖っぷちもいいところ。

そんな青柳と瀬川の首をかけた仕事は、”敷島バレエ団”の公演成功?!バレエのバの字も知らない青柳は苦戦を強いられます。

まず、集客のために出演依頼した世界的バレエダンサー”高野悠”(宮尾俊太郎)には断られ、それでもやっと承諾してもらった矢先に敷島バレエ団主宰”瑞穂先生”(黒木瞳)には高野の参加を拒否され。ようやく2人が和解したと思ったら高野が腰を痛め、王子役としてアイドルポップダンサー”水上那由多”(古川雄大)が参加することになりまたひと悶着。

ところが、世界の恋人高野や中高生に人気絶大の那由多をもってしても公演チケットの売り上げがのびず、SNSを使って集客しようとバレエ体操を考案、これが功を奏してチケットは完売、あとは本番を成功させるだけ。

しかし、本番ではハプニングが連続し━

 

キャストは他に、西村まさ彦、黒木瞳、坂井真紀、岩松了、小西真奈美等々。

 

宮尾俊太郎「私の家政夫ナギサさん」にも医師”トキ”(ニックネーム)でご出演されていました↓ホンモノのバレエダンサーさん(さん?)です。

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タイトルの「逆転のスワン」て何かと思ったら、白鳥、つまりバレエ演目の白鳥の湖のことらしいです。

 

動画↓は「白鳥の湖」について。宮尾俊太郎が解説?されていますよ


熊川哲也 K-BALLET COMPANY『白鳥の湖』|『白鳥』ナビ

 

バレエ監修Kバレエカンパニー

Kバレエカンパニーホンモノからはプリンシパル小林美奈(”有明紗良”役)ファーストソリスト栗山廉(”長谷山蒼太”役)がご出演されています。

他にも、敷島バレエ団の団員はバレエ経験者が演じられているようでした。

 

小説『カンパニー』感想とドラマとの相違点

 

ドラマ「カンパニー~逆転のスワン~」の原作『カンパニー』は、2015年から2016年にかけて『小説新潮』に連載された作品で、2017年に単行本が刊行されました↓

https://www.shinchosha.co.jp/images_v2/book/cover/350971/350971_l.jpg

 

私が拝読したのは文庫版↓

カンパニー(新潮文庫)

カンパニー(新潮文庫)

  • 作者:伊吹有喜
  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: Kindle版
 

 

巻末には宝塚スターさんと伊吹有喜の”座談会”が載っていましたよ。

また、宝塚の方にも伊吹有喜のインタビューが↓

kageki.hankyu.co.jp

 

小説『カンパニー』ですが、あらすじはドラマとほとんど同じ。

以下、ドラマと小説の相違点です~私が気づいた限りですがw

 

1.ドラマでは、青柳の妻のバレエ日記が出てきたり、妻がバレエを習っていますが、小説では妻のお稽古事はフラワーアレンジメントでバレエ日記もなく、習ってもいません。

 

2.世界的バレエダンサー高野悠の出演について、ドラマでは必死の説得で決まりますが、小説ではあらかじめ決まっています。

 

3.青柳の趣味はドラマではミニ四駆でしたが、小説では詩のサイトを「観ること」ここでも傍観者だと妻になじられます。

 

4.ロットバルト役について、ドラマでは青柳の提案になっていましたが、小説では高野から言い出します。

余談ですが、ドラマでは瑞穂先生の亡夫役として熊川哲也のお写真が使われていましたよ。

 

5.ドラマでは会社名が有明ヘルツになっていましたが、小説では有明フード&ファーマシューティカルズです。

 

6.ドラマの幽霊騒ぎ、幽霊の正体は瑞穂先生でしたが、小説ではバレエの練習風景を覗いていた青柳

ダンサーたちが暗がりで白い衣装で踊っていた”ウィリ(乙女の幽霊)の集会”に青柳もおびえていた、という話で、小説ではほんのワンシーンとして出てきます。

 

7.ドラマでは青柳に思いを抱くバレエダンサー美波はオーディションで敷島バレエに参加することになりますが、小説の方では最初から敷島バレエ団の団員です。

 

また、コロナ禍の今なのでドラマでは割愛されたと思われる、

高野が”帰った”のはウィーンで、瀬川がこれを追いかけたことがきっかけでトレーナーとして認めてもらえたという小説でのエピソード

■チケットを売るために高野が考案したフラッシュモブのエピソード

があります。

 

あとキニなったのは、青柳は小説では「くっきりとした二重まぶた」で「顔が濃い」とあったことでしょうか。細かいことですね💦

 

そして、ネタバレですがラストが違います。

 

ドラマでは、主人公青柳の元へ妻と娘が帰ってきてハッピーエンドでしたが、小説では離婚し、後に都合のいいことを言ってきた元妻を突き放す、というNEW青柳さんに進化を遂げて?います。

 

さて小説を読んだ感想。

正直青臭いというか青春小説のようで、主人公が”四十男”である部分に違和感を覚えましたが、バレエについて詳しく書いてある点など、読んでいて楽しいと思いました。

また、小説の方が、ドラマより淡々としていて読みやすかった。

より現実的な表現だったようにも思います。

 

というのも、ドラマも初めは楽しめたのですが、やたらと人が衝突する。

登場人物がほとんどすべて「私なんて」「僕なんて」と苦悩していた点も併せて食傷気味💦

 

もちろん、原作小説でも登場人物それぞれの苦悩は語られていましたが、長編小説で語られていることを、小一時間のドラマで納めようというのだから、どうしても一回一回が濃い味付けになってしまうのかも、と思ったり。

 

それと、ドラマのサブタイトル「逆転のスワン」に繋がるのかもしれませんが、毎回最後に問題勃発、逆転負け、みたいでしたね(笑)

最後の最後に大逆転ホームランの勝利って感じにするための演出だったのでしょうかね濃い味付けは、という感想です。

 

小説の方ではステキな言葉と出会いました。

文庫版448ページ、スポーツトレーナー瀬川の、バレエダンサー高野との空港での別れのシーンでの台詞

  「お目に書かれて、うれしかったです。(中略)

高野さんという存在そのものが、私たちは好きです。元気でいてくれたらうれしい。幸せならもっとうれしい。」

引用元『カンパニー』文庫版448ページ

 

素晴らしい✨

こういうことを思えたら、口に出来たら、そんな人になれたなら♪と心が浮き立ちました。

 

こういう言葉との出会いがあるから、小説読むのもやめられないんですよね♪

 

宝塚版「カンパニー」感想

 

私は元ヅカファン(宝塚歌劇団のファン)です↓

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しかしながら、先ほどの記事にも書きましたが、真矢みき卒業後はすっかり遠のいてしまいまして、「カンパニー」のことも知らぬ存ぜぬ(違)

 

ですので、拝見したと言っても観劇ではなく、テレビ放送で、ということですが💦

 

宝塚歌劇団につきましては、宝塚歌劇公式ホームページをご覧ください。(いや丸投げと言うのではないのですが💦)

 

宝塚では、2018年に「カンパニー‐努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち-」としてミュージカル化↓


月組公演『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』初日舞台映像(ロング)

 

 

当時の月組公演で、トップコンビは珠城りょう愛希れいか↓

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2018/company/cpl73a00000725ef-img/cpl73a00000725fp.jpg

 

珠城りょうは、小説ドラマ共に主人公の青柳役なのですが、愛希れいかはもう一人の主人公瀬川ではなく、青柳に思いを抱くバレエダンサー美波役でした。

 

小説では青柳瀬川とは恋愛関係にはなりませんから、宝塚的にはこの配役になるのも頷けます。

ちなみに瀬川役は次期トップ娘役の海乃美月

宝塚歌劇団月組次期トップコンビに月城かなと&海乃美月 - ステージナタリー

 

月城かなとはアイドルポップダンサー水上那由多役でした。

 

水上那由多と言えば、ドラマでの那由多古川雄大↓朝ドラ「エール」でのスター御手洗役も演じられた俳優さん(画像向かって右側)

 
 
 
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この方がバレエをめっちゃ頑張ってらっしゃるのが伝わってきてますますファンになりました♪

 
 
 
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話を宝塚に戻して。

 

ドラマに比べると、宝塚の方がより小説に忠実だったように思います。

しかし流石の宝塚、主人公青柳かっこよすぎ。

 

設定もイケメンだし、妻は二年前に他界したことになっていて今でも愛している、みたいな。

 

小説の印象やドラマでは妻に捨てられちゃう、決してイケメンではないさえないオッサン控えめな中年男性。

 

家族曰く、

「カッコよくない人が頑張るから面白い」

観ていて応援したくなる、ということみたいです。

 

ドラマでは見られなかったフラッシュモブのシーンも、宝塚では夏祭り?盆踊り?の会場(のシーン)で行われました。原作だとアルタ前なんですがw

アルタ前と言えば笑っていいともな私↓

ウキウキWATCHING

ウキウキWATCHING

  • 伊藤銀次
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ただ、”努力、情熱、仲間”という内容としては宝塚で上演するのにピッタリですが、宝塚で日本の現代劇はちょーっと地味だったかなと。

 

ドラマ、宝塚、小説通しての感想

 

とにかく、ドラマではバレエが、ホンモノのバレエダンサーの踊りがお茶の間で観られることに幸せを感じました。

 

あと、昭子(ショーコ)ちゃん(ニックネームで呼びたいヅカファンw)こと黒木瞳のダンス=バレエ体操が観られたのが、元ヅカファンとしては大感激!

ああやって並ぶと、昭子ちゃんの顔の小ささとかオーラとか格段に目立って、私はテレビの前で拍手しておりましたw

 

バレエについては小説でも、バレエダンサーとアスリートでは筋肉の使い方が違うという話があったり、またバレエダンサーの裏事情?も書いてあったりして、楽しめました。

 

特に、バレエダンサーの体については、漫画「舞姫 テレプシコーラ」↓で、”奇形を作るようなモノ”というような表現を目にしていたので、すっと頭に入ってきました。

 

宝塚は、前回のメランコリック・ジゴロといい、今回のカンパニーといい、再び宝塚を観ようという気持ちにさせてもらいましたし、舞台の楽しさを思い出させてくれました。

 

ま、こんなご時世ということもあって、舞台から遠のいて久しいですがw

 

以上、もう少し早く記事にしたかったのですが、愛猫のことでバタバタしていて↓遅くなりました💦

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ドラマ「カンパニー~逆転のスワン~」はNHKオンデマンドで配信中↓Amazonプライムビデオでも視聴可能ですがNHKオンデマンドへの登録と別途料金が必要です。

(1)「人生最悪の日」

(1)「人生最悪の日」

  • メディア: Prime Video
 

 

 宝塚はDVDが出ています↓

 

 

※以上全て敬称略 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました🍀 

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