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今回はWOWOWで視聴しました映画「スウィング・キッズ」の感想です。
よろしくお願い致します。
「スウィング・キッズ」とは
「スウィング・キッズ」とは、2018年に韓国で公開された映画作品。原題は「스윙키즈」日本での公開は2020年。
1951年朝鮮戦争当時の捕虜収容所を舞台に、そこで結成されるダンスチームの話を主軸とした物語です。klockworx-asia.com
「スウィング・キッズ」あらすじ
1951年、巨済島の捕虜収容所。新任の所長は収容所のイメージアップのため、捕虜たちから成るダンスチームの結成を思い付き、ブロードウェイの元タップダンサーである米軍下士官ジャクソン（ジャレッド・グライムス）がリーダーを務める。混乱するメンバー選考の結果、収容所でいちばんのトラブルメーカー、ロ・ギス（D.O.)、4カ国語を操るヤン・パンネ（パク・ヘス）ら個性的男女4人がダンスチーム“スウィング・キッズ”に抜擢されるが、寄せ集め集団ゆえに前途多難で……。
特筆すべきは音楽。
なんと、あのデヴィッド・ボウイの「モダン・ラヴ」が使われていますよ↓1951年のはずなのに(笑)ちなみに「モダン・ラヴ」は1983年リリース。
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この曲は、アルバム「レッツ・ダンス」の中でも大好きな曲なので嬉しい私↓今聴いても超カッコいい♪
David Bowie - Modern Love (Official Video)
メインテーマは、ベニー・グッドマン「シング・シング・シング」 ↓
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もちろんスウィング・ジャズですね♪
「スウィング・キッズ」感想
私はWOWOWに騙された、と臍を噛みましたよ、よよよ。
というのも、そもそも私が「スウィング・キッズ」を観ようと思ったきっかけは、ちょっと気晴らしがしたいとコメディ映画を探していた時、WOWOWオンデマンドの映画作品のコメディジャンルのところにこの作品名があったからなのです。
それなのに、コメディなのは前半だけですよ、最後なんて「ええ？」ってくらいの大悲劇。
まあ、冷静に考えれば戦時中のお話ですし、予測できないことではないんですが、前半が楽しいだけにorz😱
ひどいわー、こんなのコメディじゃないわー（笑ったけど）おかげで、気晴らしどころか気鬱に拍車がかかりました(笑)
しかしながら、負け惜しみじゃないですが、この作品を観ることでまた一つ歴史を知ったという気持ちになりましたので、WOWOWさん、ありがとう。
あと、タップが本当にすごい✨
天井から糸でつられた操り人形のようというか、重力を感じさせないというか、とにかく足さばきが地球人のそれではないだろうってなくらい超高速＆ライト↓
2020年2月21日公開！『スウィング・キッズ』【15秒特報】
ジャレッド・グライムスの足さばきを観るだけでも拝みたくなる有難さ。
なのに、主演の韓流スターEXOのD.O.も凄い、凄すぎる。まさに筆舌に尽くしがたい華麗なタップ。
パク・ヘス演じるヤン・パンネも紅一点ながら全く引けを取らないし、中国人ダンサーシャオ・パン役キム・ミノはディズニーのファンタジアみたいにアニメチックだし、「エクストリーム・ジョブ」の笑える悪役テッド・チャンを演じられたオ・ジョンセはフツーのオッサンみたいな顔してキレキレだし(笑)（役名カン・ビョンサム）
「エクストリーム・ジョブ」についてはこちら↓
私の好きな俳優さん、パク・ジンジュ（リンダ役）もご出演で、前半はホント楽しめました♪
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パク・ジンジュは「私の残念な彼氏」や「匂いを見る少女」にもご出演されています。
しかし、前述しましたが、前半が楽しいだけに、後半の悲惨さがかなりきつい。
ネタバレですが、最後はジャクソン以外全員撃たれてしまいます👼
その場面じゃあ、
「ええ？なんで？！」
と叫んでしまいましたよ、あたしゃ。
でも、これからご覧になる方は、めげないで最後の最後まで観て戴きたい。
ラストに素晴らしいシーンがありますから〜。
この作品もたくさんの人々に観てほしいと思いました。
「スウィング・キッズ」、作品そのものはフィクションですが、実際にあった朝鮮戦争の時代を描いているので、色々と学ぶことが出来ました。
実のところ、ナゼ朝鮮半島は分断されてしまったのかと長年不思議に思っておりまして、（学校で習ったのかもしれませんが💦）映画を観て知ることが出来ました。
「スウィング・キッズ」監督カン・チョンヒョルのインタビュー記事↓
https://twitter.com/nazekini/status/1374620460780900356
どういうワケだか、「ブラック・クランズマン」↓といい、深く考えさせられる作品を立て続けに観る羽目に陥った私（陥った？）、これは勉強せえよという神の刑事課啓示か。
と言いつつ、自宅に居て、しかも娯楽で勉強できるんだから、こんなに有難いことはないなあと思いました。
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀
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