当ブログをご覧戴き有難うございます✨
「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
今回は、私がペットロスと向き合うために、また、ペットロス症候群を長引かせないようにするために試してみたことを書き記します。
よろしくお願い致します。
ペットロスとペットロス症候群
ペットロスとは、PET LOSS のことで、死別や、行方不明などの離別でペットを失うことを意味します。
また、ペットロス症候群とは、ペットを失ったことで受けたダメージが引き金となって起こる、さまざまな症状のこと。
ペットを失った後、ある程度の期間は、不眠や食欲不振、無感動、涙が止まらない、などの状態になることがあるかもしれません。
しかし、これはごく当然のことで、留意したいのは、これらの状態が長引くことで、心身の健康状態に多大な影響を与える可能性がある、ということです。
愛猫との死別
今年は私にとっては辛い一年でした。
昨年末12月30日夕方から愛猫が体調を崩し、ブログ上では、そして、愛猫が元気になると信じるためにも、大丈夫と発信し続けましたが、正直なところ、看病すら辛いものでした。
具合の悪い様子を見るのも苦しいのに、何度も何度も倒れてはけいれんする姿を、何もできずにただ見ているだけでしたし、また、愛猫が、こちらが心配し動揺している様子を感じ取ったかのように、倒れそうになると耐えている姿を見るのも辛いことでした。
最期のその日まで家族を見守り、元気になろうと頑張ってくれた猫でした。
私には、友人も収入もほとんどなくなったけれど、このコがいるから幸せ。
私からあのコ(愛猫)を取り上げられたら、私は生きていけない━
そう思っていたのに、生きている。
でも、毎日泣いています。
息苦しいです。
しかしそれは、ダメなことだとは思っていませんし、むしろ好い傾向だと感じています。
ペットロス症候群が長引いて心身共に不健康になれば家族に迷惑をかけるし、私自身もそうなることを望まない。
ペットロス症候群を長期化させないために私が行ったこと
掃除と片付けに精を出した
愛猫の死後、まずは猫用トイレや猫砂の始末、猫用の食器などを片付けました。
そして、その勢い?で、家の中の片付けに取り掛かりました。
実際の生活空間を片付けることが、心の整理に繋がるのではないかと思ったので。
それに、片付けは好きなので(笑)
新しいことを始めた
次に、新しいことを始めました。
音声配信です。
ブログ記事を作成していた時に、何かの折で音声配信サービス”スタンドFM”の事を知ったのが今年3月で、そのころには愛猫の状態も一旦よくなったこともあり、きりのいいところで4月から始めてみようかな、などともうっすら考えておりました。
しかし、そんなことを思った矢先の3月末に愛猫が発作を起こしたこともあり、スタンドFMのことはすっかり忘れておりました。
ペットロス(症候群)を救うのは新しいペット━
私にとって、亡くなったばかりの愛猫が、まさにそういう存在でした。
愛犬と、先住の愛猫を立て続けに亡くしたそのひと月後に迎え入れた保護猫。
体重300グラムで、ミルクを作ってのませたり、離乳食を作ったり、手をかけているうちにペットロスの悲しみが癒されていきました。
そういった経験上、新しいペットが効果的なのは十分すぎるほどわかってはおりましたが、今は野良猫も捨て猫も見かけることがほとんどなくなったので、そういった機会もなく。
そんな時に、愛猫が居たらできないことをしてみようかと、ふと思いつきまして。
完全に猫中心の生活で、外出も必要最低限しかしていなかったので、外出?どこかふらりとウィンドウショッピングでもしようか━
とてもそんな気持ちになれません。
楽器や歌の練習?
やはり気持ちがついていきません。
それで、音声配信のことを思い出したのです。
喋ることは誤嚥防止トレーニングにもつながるし、とにかくやってみようと、愛猫の死から一ヶ月経った時にスタンドFM↓を始めてみることに致しました。
stand.fm (スタンドエフエム) | 音声配信を気軽にもっと楽しく | stand.fm
私の配信↓
すると、「話す」ことは「離す」こと、「放す」ことに繋がるというのを目にしまして。
私自身は、音声配信だからこそ愚痴は言いたくないと、愛猫を亡くした辛さについてはなるべく口にしないように気を付けてはおりますが、それでも、なんにせよ「話す」ということは私には効果があったように思います。
ぬいぐるみを迎えた
以前から可愛いと思っていたぬいぐるみ、ビーニーブー(Beanie boo’s)
ビーニーブーシリーズは、コンビニエンスストアで見かけることがあり、その度に可愛いなあ、買ってしまおうかなあ、などと思ってはおりましたが、実際には買わず。
しかし、ある日運命的?な出逢い??をしたScrappy↓を迎えました。
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ちょっと不思議なお話ですが、
ある日コンビニエンスストアで買い物を終え、会計を待っている時に、ナゼか後ろがキニなる、呼ばれたような気がすると思い、振り返るとそこに置いてあったビーニーブーの何体かの内のScrappyに強く惹かれました。
「ああ、ここにいたのか」
と感じ、当然のように手に取り、次の瞬間には会計を済ませておりました(笑)
まさか、50歳を過ぎてぬいぐるみを買うとは。
亡き愛猫は、耳の後ろとお腹の一部だけクルクルと毛がカールしていました。
このScrappyをみた時、それを思い出したのだと思います。
色味が何となく似ているので。
ぬいぐるみとはいえ、かわいらしい顔をみるととても和みます。
ちなみに、ぬいぐるみを買う前は、ファーの帽子を出してきていつでも撫でられるようにしておいたりもしました。
モフモフが不足するかなと思いまして(笑)
泣くこと悲しむことをそのままにした
愛猫の呼吸が止まった時、私は泣き叫びました。
ドラマや、漫画の中のことだと思っておりましたが、人間、本当に泣き叫ぶものなのだな、そしてまさかこの私がそうなろうとは、今でもそういう思いです。
ひとしきり泣き叫んだあと、汚れてしまったこのコの体を拭いて、亡くなる前によくいた場所に寝かせ、カッと見開いていた目を閉じ、だらりと伸びた舌を、傷つけないように口の中にしまいました。
そしてまた、動かなくなってしまった猫の体を撫で続け、声を上げ泣き続けました。
その時、一人だった、ということも今思えば幸いだったと思います。
側に家族が居たら、あんな風に泣き叫ぶことはなかったかもしれません。
結果的にきちんと悲しむことが出来れば、辛くても大丈夫。
そう思うことにしています。
「泣いても(亡くしたペットは)帰ってこない」
そう言われることもありましたが、あふれる涙を我慢する必要はない、「涙活」という言葉があるくらいで、むしろ泣くこと、涙を流すことがストレス解消に繋がる場合もあります。
自分自身を親友のように扱う
以上、ペットロス症候群を発生させない、長引かせないために私がしてきたことですが、多少の不調はあります。
自分自身を責めたり、他を恨みたくなったり、感情の起伏もそれなりにありましたが、新しいことを始めると、それはほとんどなくなりました。
代わりに、落ち着いてきた証拠なのか、一時期治まっていた、というより、それどころではなかった(笑)、脳貧血のような症状が頻繁に出てきました。
それでも、食欲もあるし、早くに目は覚めますが、眠ることが出来ています。
悲しみや苦しさに捕らわれた時にも、
「いつまでもこのままじゃダメだ」
と思うのではなく、自分自身を親友のように扱うことを心がけています。
さいごに
私自身、一番困難だと感じていた”自分自身の御機嫌取り”。
更年期の体調不良や感情の波に、
「何が好きかわからない」
「楽しいことがわからない」
という状態になった時に、本で読んだり、いろいろ試してみたことが役に立ってきています↓
私を猫バカにした、亡き愛猫。
やさしくて、かわいくて、かしこい、猫の国のお姫様で、しんでからも親孝行だと、ますます猫バカに拍車がかかりましたね(笑)
まだ、よそさまのペットの話を見聞きすると苦しくなったりもしますが、時も解決してくれることでしょう。
結論として、ペットを失った悲しみや苦しんだことそのものではなくとも、とにかく話す、声を出す、ということは効果があると思います。
また、効果を感じるものがあれば、記事にしていくつもりです。
【追記】
この記事を書いたときに、ペットロスについて調べていた中で、「グリ―フ(Grief=悲しみ)」「グリーフケア(Grief Care)」という言葉に行き当たりました。
そして、すぐ後にスタエフで繋がった方が、グリ―フケアを専門とされていまして(これもすごい偶然!)とてもわかりやすくお話をしてくださっていますので、是非お聴き戴きたくご本人様に御許可を戴いてリンクを貼りました↓
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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