【2021年4月22日公開2022年6月更新】
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韓国クライムサスペンスはホラー映画並みに怖いので、韓国ホラー映画は観ないと決めているのですが、思いがけず観てしまった韓国ホラー映画「クローゼット」
感想を書きますのでよろしくお願い致します。
映画「クローゼット」とは
「クローゼット」とは、2020年2月に韓国で公開されたホラー映画作品。
日本での公開は2020年12月。
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2022年6月現在、アマプラ(Amazonプライムビデオ)で配信中↓プライム特典です。
「クローゼット」あらすじとキャスト
事故により妻を失い、トラウマに苦しむサンウォン(ハ・ジョンウ)は、心を閉ざしてしまった一人娘イナとの関係を修復すべく郊外の新居へと引っ越す。新居を気に入ったイナは徐々に明るさを取り戻すが、サンウォンは夜な夜なクローゼットの中から聞こえる奇妙な声に悩まされるようになる。そんなある日、イナが忽然と姿を消した――。イナの行方を捜して1ヶ月が経ち、手がかりすら見つからず憔悴しきったサンウォンであったが、彼のもとにイナの行方を知るという謎の男ギョンフン(キム・ナムギル)が現れる。ギョンフンはイナの部屋のクローゼットにすべての秘密が隠されていると言う。サンウォンはイナを見つけ出すため、ギョンフンの力を借りるのだが…。
公式サイトhttp://klockworx-asia.com/closet/より引用
「クローゼット」ネタバレ感想
私がこの作品を観ることになった経緯は、家族がホラーと知らずに観始めたの時に横にいたので、というもの(笑)
どんだけ恐ろしいかと身構えておりましたが、それほど、というか、全然コワくありませんでした(笑)
お化けメイクの子供たちがわらわら襲い掛かって来はしますが、ちょっとかわいく見えたりしますし、霊能者?のギョンフンがコミカルなキャラクターなので、笑っちゃうくらい。エンディングも明るい物でした。
(ラストシーンが一瞬コワさを漂わせますが)
しかし、「幼い依頼人」「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」を観た後だったので、ものすごく考えさせられました。
「クローゼット」も児童虐待に繋がるお話😱
立て続けにこんなのばっかり引いてしまった私のくじ運て(くじ?)
「クローゼット」では、ネグレクト(育児放棄)が主題?のようですが、正直、今回の主人公はそれほどひどい育児放棄をしているようには思えませんでした。
ただ、昭和の日本でありがちだった「子育ては母親が担当」という感じで、母親亡きあとお父さんは子供の事は何にもわからないのでありました、という。
”クローゼット”の悪霊と化した子供も、日常的に虐待を受けていたというのではなく、一家心中の巻き添えにあったというものでしたが、いずれにせよ、親の身勝手さが招いたこと━うーん。
しかし、お父さんを庇うわけではありませんが、お父さん自身も妻を失ってパニック障害に苦しんでいるので、もう少し周りの人間に助けてもらったらいいのになと思いました。この作品の場合、このパニック障害が事件解決に繋がるんですが(笑)
というのも、パニック障害の発作を起こした時に、娘がいる世界(あの世?)と”周波数”が合うことに気づき、わざと発作を起こして、命がけで娘を連れ戻しに行くという設定(設定?)
この設定、なんとなくわかる気がしました。
発作によって生と死の間を感じることで、やはり”間の世界”と繋がる━
いずれにせよ、小さいお子たちの泣き叫ぶ声は体に悪い。
こうして映画にするほど社会問題になっているということなんでしょうね~。
ちなみに、お父さんサンウォン役のハ・ジョンウは「チェイサー」での犯人役、さらに「ガール・コップス」でもカメオ出演されていたとか。
両方観たのにピンとこない。
「チェイサー」は実際にあった事件を元に描かれていますが、ホラー映画より怖い作品だと思いますよ。
「ガール・コップス」は楽しい映画でした。
感想を書くのが遅れています(笑)
おっと、ウッカリしておりましたが、映画全体通して観ると怖くありませんが、冒頭部分はコワいシーンがありました。
霊能者ギョンフンのお母さんがこれまた霊能者だったのですが、そのお母さんが箪笥に向かってお祓いをしているシーンが、ビデオテープの映像で流れるのが怖い。
ちょっと”貞子”の世界(笑)
そこの場面を観たもんで、私が
「ホラー映画?」
と家族に尋ねたら
「違うと思うけど」
訊けば
「本国№1大ヒットとあったから観ようと思った」とのこと。
確かにちょっと今までにないタイプの作品のように感じました。
ホラーだけど笑えたり、そうかと思うと悲しくてやりきれない、でもハッピーエンド。
私に言えるのは、じっと座って観ているだけなのに、鑑賞後は走り回ったかのようにぐったりする、そんなアクション映画です。(アクション?)
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます🍀
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