ナゼかキニなるエトセトラ

薬膳、マンガ、ドラマetc.とコーネンキのお間抜けな日常

【アカデミー賞4冠「パラサイト 半地下の家族」】監督ポン・ジュノ(敬称略)作品「殺人の追憶」感想

 

アカデミー賞、面白かったですね。

なんて、当日気づいたらすでに11時(WOWOWでの放送開始は午前8時半からでした)だった、猫目宝石@nazekiniです。

 

えー、そんなお間抜けはしつつも、作品賞は予想通り「パラサイト」で、おっしゃー✊となった私、いやまだ映画は拝見していないのですが(笑)


『パラサイト 半地下の家族』90秒予告

 

何が「おっしゃー」なのかというと、ハリウッドで韓国映画が作品賞という快挙。

その「パラサイト」の監督、ポン・ジュノ(敬称略)作品「殺人の追憶」を拝見したので、その感想を書きます。

よろしくお願いいたします。

 

1.「殺人の追憶」とは

 

「殺人の追憶」とは、2020年アカデミー監督賞、脚本賞を受賞した、韓国の映画監督ポン・ジュノ(敬称略)によるクライムサスペンス作品。

 

日本では2003年11月に公開、2019年には舞台化もされました。

 

1980年代後半、韓国で実際に起こった事件”華城連続殺人事件”をモデルに描かれたフィクションで、主演は「パラサイト半地下の家族」で半地下で暮らす家族のおとーさん役を演じた、ソン・ガンホ(敬称略)この方、ポン監督と組むことが多いらしいです。

向かって左側のお方がソン・ガンホ↓

殺人の追憶(字幕版)

 

向かって右側の方はどなたかというと、都会から来た刑事役、キム・サンギョン(敬称略)です。

 

「殺人の追憶」、実は何か月か前にAmazonプライムビデオで見つけていて、以前から拝見したかったこともあり、これはと思っていたのですが、韓流クライムサスペンスはホラー映画並みに怖い。

 

なので、決して一人では観ないでください、じゃない、一人では観る勇気が出ずw

 

観たいけど、怖いしな~などとグズグズしていたらもう有料じゃないと観られないようになりました(笑)

 

そうなると、俄然観たくなるのも人情で、レンタルビデオで借りてもらってきたよ、というお話ww

 

2.「殺人の追憶」ストーリーとキャスト

 

1986年の韓国・華城の農村地帯、日本の昭和を思わせる田園風景から物語は始まります。

 

美しい田園地帯を駆け回り、一台の荷車を追いかける子供たち。荷台に乗っていた男性が、下りるとさらに追ってくる子供に「あっちへ行け」と言い、用水路の中を覗きます。

 

男性は地元警察の”パク・トゥマン刑事”(ソン・ガンホ

そして、カメラは彼がのぞき込んだ先を映し出します。そこには手足を束縛された女性と、その体を這うアリの行列が━

 

美しくのどかな風景から一転するこの冒頭、一気に引き込まれました。

 

しかしながら、これがひどい話で、実際の事件自体も”韓国史上最悪の事件”とされていてひどいモンなのですが、捜査方法がむちゃくちゃやねん。

 

パク刑事の相棒、”チョ・ヨング”(キム・レハ。敬称略)は、すぐ飛び蹴りをするし、容疑者としてとっ捕まったら最後、拷問で自白を強要、何度もこれ映画だよね?と確認したくなるほど。

 

飛び蹴り刑事チョ・ヨングを演じられたキム・レハは、2019年日本でもリメイクされた韓流ドラマ作品「ボイス~112の奇跡」で”カチカチ野郎”を演じておられました。日本版で言うところの、手塚とおる(敬称略)が演じられた役です。

 

この、暴力的な二人の刑事と対照的なのは、ソウル市警からやってきた刑事”ソ・テユン”(キム・サンギョンパク刑事チョ刑事が捕らえた容疑者を冷静に観察、犯人像と照らし合わせ、犯人たり得ないことを指摘、容疑者を釈放させます。

 

そんな中、事件のあった日にラジオで必ずリクエストされる曲があることに気づいた女性警官の情報をもとに、一人の容疑者が浮かび上がります。

 

ソ刑事は、科学捜査やプロファイリングに近い手法で容疑者に迫ろうとしますが、当時の韓国警察の技術ではDNA鑑定ができないことからアメリカに鑑定を依頼、その間にも事件が起きてしまい、ソ刑事にも焦りの色が出始めます。

 

また、ソ刑事は、パク刑事とのやりとりで、釈放した容疑者の一人である知的障害を持つ青年”クァンホ”(パク・ノシク。敬称略)が、事件の目撃者である可能性に気づき、ソ刑事とパク刑事は共にクァンホを探し始めます。

 

しかし、再び捕まると勘違いしたクァンホは逃走し━

 


韓国映画 [殺人の追憶] 予告版

 

3.「殺人の追憶」感想

 

キャストとストーリーのお話の途中で感想はさんじゃいましたが、ホントひどい。

 

事件現場の保存もずさんで、犯人のものと思われる足跡も耕運機で踏みつぶされちゃうし、事件の日に必ずあるというリクエストはがきも証拠として押さえるはずが、燃やされちゃってるし。

 

その上、証拠もでっち上げだ~っていう、昨今の科学捜査バリバリのクライムサスペンスからは想像もできない世界。

 

なので、もしこれが現実の社会を風刺したものなのだとしたら……と考えると、映画だけのお話であって欲しいよね、映画だよね、フィクションだよね、と念押ししたくなったワケです。

 

2003年映画公開当時、モデルとなった実際の事件の犯人はまだ捕まっておらず、その点から映画の中でも事件は未解決のまま物語が終わることは想定内でしたが、何ともスッキリしない。

 

まあ、そのスッキリしない感から、早く犯人が捕まって欲しいという思いが強くなるので、社会への影響力が大きかったんじゃないかという感想も持ちました。

 

(ちなみに、モデルとなった事件”華城連続殺人事件”の犯人は2019年9月に特定されたそうです)

 

”追憶”というタイトルだけあって、映画は2003年のパク刑事が、80年代年当時の事件を思い出すかのように最初の現場━映画冒頭に映った用水路を見に来るシーンでラストを迎えます。

 

さて、まだ全部は拝見できていないのですが、ポン・ジュノ監督作品の「グエムルー漢江の怪物ー」↓

グエムル-漢江の怪物-(字幕版)

 

「母なる証明」↓

母なる証明(字幕版)

 

この二作品もチラリと観たところ、映像がきれいです。

雨が川に降り注ぐ場面とか、草原で女性が踊るシーンとか、かなり鮮明で美しいので、そこから考えると、「殺人の追憶」は、映像も80年代ぽいというか。

 

「グエムル~」も、ポン・ジュノ監督が実際の事件にヒントを得て作られたそう(だからポン監督は社会派っていわれてるのかな?)なので、続きを観るのが楽しみです。

 

が、一人で観るのは怖いw

 

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