【2021年1月12日公開2022年11月更新】
当ブログをご覧戴き有難う存じます✨
ドラマに原作があると知るとみたくなる、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
先日、韓流スター チソン主演ドラマ「医師ヨハン」の記事を書きました↓
その「医師ヨハン」が、日本のドラマ「神の手」のリメイクと知り、さらに、その「神の手」に原作本があると知り、読みたくなりました。
今回はその読書感想とドラマとの比較です。
よろしくお願い致します。
音声版はこちら↓
ドラマ「神の手」とは
ドラマ「神の手」は、WOWOW連続ドラマW枠で2019年に放送された作品↓
ざっくりいうと安楽死を巡る医療サスペンス。
自称ドラマ好きな私ですが、残念ながら「神の手」は観ておりません💦
というのも、連続ドラマW枠は辛気臭いドラマが多いと感じており、ドラマを観てスッキリしたり楽しい気分になりたい私としては、最近ではすっかりチェックするのを忘れていたから(笑)
そのドラマ「神の手」を観ていないにもかかわらず、原作本を読むに至ったのは、韓国ドラマ「医師ヨハン」のことを知ったことがきっかけでした。
ドラマ「神の手」あらすじ
腕利きの外科医・白川のもとに、21歳の古林章太郎が診察にやって来る。章太郎は肛門がんと診断され手術の後退院するが、数か月後に転移が判明。がんが進行し悪化するにつれ耐え難い痛みに苦しみ、回復の見込みはなくなっていった。その状況に付き添っていた伯母の晶子も精神的に追い込まれ白川に安楽死の処置を懇願。白川はそれを拒否し、章太郎に寄り添い懸命に治療を行うも、手の施しようがなくなる。そしてついに、苦悩の末、安楽死の処置を行う。しかし章太郎の死を知った母親でジャーナリストの康代により白川は告発されてしまう。白川の行為は殺人か過失致死かと連日取り沙汰される中、すでに議論されていた安楽死法案の成立が現実味を帯びる。その背後で日本の医療改革を企てる団体、さらに反対派の医師やマスコミを使って安楽死法案の阻止を図る康代。白川はやがて激流にのみ込まれていく。
https://www.wowow.co.jp/detail/114302より引用
小説『神の手』とは
ドラマ「神の手」の原作本『神の手』は現役医師でもある小説家久坂部羊による作品↓
本を読むのも好きな私ですが、久坂部羊のことは存じ上げず(てか知らないことばっか~)、初久坂部作品となりました。
画像は幻冬舎から出版された文庫版ですが、私はNHK出版の単行本を読みました。
結構分厚い上下巻、それもそのはず2008年から2010年にかけて新聞誌上で連載されていた作品。
『神の手』の感想とドラマ「医師ヨハン」との比較
ドラマWの「神の手」は観られなかったので、韓国版のリメイクドラマ「医師ヨハン」との比較になりますが、もはや全く違う作品です(笑)
「医師ヨハン」では、安楽死を施した医師とされる主人公”ヨハン”が刑務所に入っているところから物語がスタートしましたが、原作ではその医師は刑務所には入っておりません。
ただ、安楽死疑惑から”逮捕されるかも”というところで、正義感あふれるその医師が逮捕を逃れるために嘘をついてしまうことから、ややこしい問題に発展してゆきます。
原作の感想は、ドラマにしやすいだろうな、というところ。
病状や治療の様子などの描写は圧巻。
同時にイヤな気分にもなりましたが💦
ちょっとリアルすぎるんで。
ドラマにしやすいだろうなと思った点は、安楽死をめぐって対立する2つの勢力と、それに絡む政治家や、ナゾ多き”センセイ”の存在、何人もの人が謎の死をとげる辺りなど、ミステリーの様相も含んでいたところ。
要らないなあと思った(あ)のは、安楽死を施した医師”白川”が他所の看護婦さんと浮気していた話。なんか途端に安っぽい話になっちゃったなとw
肩透かしをくらった感があったのは、最後まで引っ張りに引っ張った”センセイ”の正体。思わず
「はあ?」
と声が出そうになりました。
まあ推理小説じゃあないので、そんなもんかね、で終わりましたがw
実は、韓国ドラマ「医師ヨハン」は、主人公が奇病レベルの難病、敵対する人も難病、さらに主人公を見守る女性医師との恋愛模様が鬱陶しくて(あ)観るのをやめてしまいました。
私が視聴したチソン↓が主演のドラマは面白いものが多かったので、今回も期待していたのですけれども💦
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ストーリーはさておき(え?)登場人物は魅力的(韓国的♪)で楽しみでした♪「医師ヨハン」では主演のチソンより、”イ・ユジュン”役のファンヒに目が行きました。
やっぱり三枚目路線というか、場面が明るくなるような俳優さんが好きな私(笑)
ともあれ、チソンドラマは面白いという印象ありきで、今回『神の手』を読むに至ったので、「医師ヨハン」のことも知ることが出来てよかったと
日記には書いておこう。
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございました♪
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