【2019年7月18日公開2021年7月更新】
ナゼキニエンタメ!をご覧戴き有難う存じます✨
最寄りのTSUTAYA系(系?)店頭で見かけてからキニなっており。
買おうかどうしようか考え中だった『やばい日本史』ありおりはべりいまそかり。
表紙にも心くすぐられ購入。
今回はこの『やばい日本史』の読書感想文です。
よろしくお願いいたします。
『やばい日本史』とは
『やばい日本史』とは、2018年9月に発売された、その名の通り日本の歴史の本。
『東大教授がおしえる やばい日本史』というのが正式な?タイトルです。
”おしえる”が平仮名であることからもお察しいただけるかと思いますが、児童書、つまり赤ちゃんから中学生向けに発売された本なのです。(なんぼなんでも赤さんは……)
これが、ダイヤモンド社発行だからかナンなのか、ビジネスマンにも大人気だそうで、現に私がこの本をみかけたのもビジネス書などが並ぶコーナーでした。
公式サイトも↓ 無料の試し読みもあります(^^)
「東大教授がおしえる」の”東大教授”とは
『やばい日本史』を監修されているのは、本郷和人東京大学史料編纂所教授(Wikipediaによる)
それも私の購入理由のひとつです。
本郷和人教授は、NHK BSプレミアムで放送されている「偉人たちの健康診断」にたびたびご出演(※放送は終了しました)↓
「偉人たちの健康診断」で本郷教授ファンになった私でございます(笑)語り口が独特で、引き込まれるんです。
そんな本郷教授が監修なら、おもしろいにちがいない、と思った次第です。
↑動きの止まるマウスで一生懸命描きました(笑)私の中の本郷和人博士のイメージ。そう、イメージだから……。
『やばい日本史』何が「やばい」のか
まあもう、表紙みてわかっちゃいますが、歴史に出てくる偉人たちはすごい、
すごいけれども、すごいだけの偉人はいない、
それどころか、すごいヒトってのは結構やばいヒトでもあるんだよと、偉人のすごい面(業績)と、やばい面の両方を描き、偉人の人間性から歴史に興味をもってもらおう、という狙いで作られた本のように思いました。
だって、表紙にいきなり家康”うんこをもらす”とか、狙いすぎっしょw
うんこ大ブームですからね~うんこミュージアムも出来ましたしね。
簡潔で読みやすい『やばい日本史』
肝心の内容ですが、ざっくりいうと、ほぼマンガです。
昭和の頃からマンガの歴史書、科学書はあったので、そう珍しくはありませんが、この本の魅力的なところは、ずばり簡潔なところ。
時間のナイ、現代の小中学生の事情を配慮して?
ほぼ見開き2ページでひとつの話が完結。
卑弥呼の時代から昭和まで、
- ゆかいなとりまきと天皇の時代
- ひまを持てあました貴族たちの時代
- 地方の怒れる武士の時代
- 刺激はないけど平和な徳川家の時代
- とつぜんハジけた庶民の時代
という全5章からなっており、各章のはじめに年表があり、その後4ページほどのマンガで時代解説、次の2ページで人物相関図。
人物のお話に入ると、これまた最初の2ページですごい面、次の2ページでやばい面、という構成。
着眼点もさることながら、この簡潔さこそが、大人にもウケた理由ではないかと。
昔のマンガの歴史書なんかは、がっつりストーリー漫画してて、まあそこが魅力の一つでもあったワケですけれども、今はなにせ大人も子供も時間の余裕があまりないヒトが多い。
そこへもってきて、ほぼ2ページごとに読み終えることのできる簡潔さ。素晴らしい。
『やばい日本史』感想
『やばい日本史』を読み終えて、小学生が夏休みに読むのにもってこいではないかと思いました。
特に、
「本を読むのが苦手、でも読まなきゃ」
という状況に立たされた方々に。
逆に、読書家さんには物足りないかもしれません。
特に漢字にふってある仮名は、老眼にはキニなりませんが、お若い方々にはちょっと読みづらく感じるかも、ということを思いました。
今回、この記事を書くにあたって行き着いた「ダイヤモンド・オンライン」の記事で知りました↓が、
「ねこねこ日本史」って大人向け漫画なんですってね。
私はアニメの方を偶々見かけたことがございまして、てっきり子供向けアニメだと思い込んでおりましたから、原作があったこと、それも大人向けということにたいそう驚きました。
それにしても、大人向けマンガって一体……。
【追記】
さっき日経新聞をみていたら、なんと『やばい世界史』の広告が!
この記事を挙げた日に発売、これって運命←なんの?
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます🍀
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