ナゼかキニなるエトセトラ

薬膳、マンガ、ドラマetc.とコーネンキのお間抜けな日常

十角館の殺人【読書感想】

 

これは、『十角館の殺人』の読書感想です。

 

始まりは黒井戸殺し

思えば「黒井戸殺し」で始まった、小学生以来のミステリーブーム(私の中の)

 

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黒井戸殺し DVD

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コーネンキ(=更年期)で、すっかりキモチもカラダも参ってしまい、あんなに観ていた二サスも海外ミステリー&サスペンスも、一時期は耐えられなくなってしまった私でしたが、【なんちゃって薬膳】やら【書くこと】やらで、徐々に復活。

 

そんな時、三谷幸喜(敬称略)だし面白そう、アガサ・クリスティーならそれほど残酷なシーンもないだろう、と思って録画して観たら、おもろかった!のが、2018年4月に放送された「黒井戸殺し」

 

これは、アガサ・クリスティー(敬称略)の『アクロイド殺し』を三谷幸喜が脚本化したものだというので、原作の『アクロイド殺し』について調べてみると、なんと「叙述ミステリー(叙述トリック)」だという。そこで私は初めてミステリーの中でもジャンル分けがあるんだ!と知りました(遅)

 

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↑チラッと書いてあります。 

 

そこから「そういやミステリー小説も読んでいないものが多いな」と、小学生の頃を思い出して、ホームズも図書館で借りてきたりしましたが、思いがけず江戸川乱歩(敬称略)にハマりまして(笑)

 

小学生のころは毒でも沁みている気がして、手に取ることもできなかった『少年探偵シリーズ』

 

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話が逸れました。

 

 

『十角館の殺人』

こちらは、綾辻行人(敬称略)のデビュー作で、1987年の作品。

 

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)

 

 

ナゼこれを読むことにしたのかと言えば、大!どんでん返し!もののミステリーが読みたいなと思って、インターネットを徘徊していた時に知り。

でもって、ポイント消化もしたかったという理由から。(ちなみにU-NEXTのポイントでBookPlaceで購入した電子書籍)

 

綾辻行人のお名前は知っていたけれども、恥ずかしながら一作品も拝読したことなく、初・綾辻作品でございました。

 

ストーリー

ざっくりいうと、復讐モノです。

犯人の【復讐という名のもとの裁きの計画】があるということ、その計画を書いた紙片を入れた壜を海の闇に投げたことがプロローグに書かれています。

 

物語は一章ごとに、大学生=推理小説(ミステリ)研究会のメンバー7人がいる【島】と、やはりミステリ研究会のメンバーである大学生と謎解きをして行く”島田”という男性のいる【本土】を舞台にした、八日間の出来事として進められていきます。

 

プロローグ、第一章から第十二章、エピローグまで約380ページ。

 

たった一行の破壊力

30年前の作品なので、たくさんの感想ブログが上がっていますが、”一行の衝撃”とか、”たった一つのセリフで”といった文を非常によく目にします。

 

私は【どんでん返し】以外の予備知識なく読み始めたので、この”たった一行”に出くわしたとき、脱力しました(笑)

 

その破壊力抜群の一行が出てくるのは、『十角館の殺人』新装改訂版338ページ。

 

感想

「アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』の『アクロイド殺し』風」

プロローグにも

ちょうどそう、英国のあの、高名な女流作家が構築したプロットのように━じわじわと一人ずつ。

(『十角館の殺人』9ページより)

 とあるので、実際ご本人様も意識してつくられたのではないかなあと思います。

 

ミステリ研究会の伝統として、メンバー同士ニックネームで呼び合う設定なのですが、これがはじめの内、実に読み進めにくい一因でした。と、いうのも、

エラリー・クイーンからきている「エラリイ」とか、エドガー・アラン・ポーからきている「ポウ」とか、通常「-」と横棒であらわされる音をわざわざカナ表記しているところに違和感というか、抵抗を感じてしまい(苦笑)

「ポウ」なんて、最初「ボウ」と誤読しちゃって。濁点か半濁点か区別つかなかいローガンですから。せめて「ポオ」だろう!としょーもないことで憤懣やるかたない思いを抱えたりしておりました。

 

そのニックネームのせいもあるのか、はたまた老化現象か、今誰が生きているんだと何度も指折り数えたり(笑)

 

それで、「ここまできたら犯人知らずして終われようか!」と、ムキになって読み進めました、ハイ。

 

なので、「おもしろくって、止まらない!」という【先の知りたさ】ではなかったのですが、オチ?の一行で脱力したときも「なにそれ?」とはなりませんでした。(なんだそのわかりにくい感想)

 

読後にいろいろインターネットでみていて知ったのですが、この『十角館の殺人』から「館シリーズ」として数作品出ているそうで、順番に読み進めることをおススメしている方々が多いです。

 

その辺から考えても、全く何気なく選んだ一冊でしたが、これを選んでよかった。今後もこのシリーズを読むかどうかは置いといて(おいおい)

 

あ、最後に肝心なことを。

この作品は30年前の作品ですので、今では成り立たない部分があります。お読みになる際はそれを念頭にいれておかないと、違和感があるかもしれません(ニックネーム以外に)←ってもうええ。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました!