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横溝正史ミステリー【金田一耕助シリーズ】エンディング曲から茶木ひろみ(敬称略)作品『紫ショック!』へ繋がるお話【昭和のドラマと少女漫画】

【2019年3月公開2024年1更新新】

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先日、BS12トゥエルビにて、横溝正史・金田一耕助シリーズ「悪魔が来りて笛を吹く」を偶然みかけました。(みかけた?)

www.twellv.co.jp

 

番組ホームページ↑を拝見すると、「放送は終了しました」と出ているので、再放送のようです。

 

私が観たのは、第3回、第4回の放送でした。次回第5回が最終回とのことで、思わず録画予約。

 

「悪魔が来りて笛を吹く」は、つい先日観たのでストーリーはわかっているんですけどね(笑)↓

www.nazekini.com

 

正直、何度も観たいようなお話じゃあないんですが、というより、胸が悪くなるいやーなお話なのですが、「オチ」はやっぱりキニなってしまい(笑)

 

そんな中、やはり横溝正史・金田一耕助シリーズの「仮面舞踏会」をみつけました。

「横溝正史ミステリー金田一耕助シリーズ」とは

 

調べてみると、連続ドラマの横溝正史シリーズⅠ」「横溝正史シリーズⅡと、2時間ドラマの名探偵・金田一耕助シリーズをまとめて「横溝正史ミステリー金田一耕助シリーズ」としているようです。

 

私が観た「悪魔が来りて笛を吹く」は、1977年から1978年にTBS系列で放送された「横溝正史シリーズ」のものと思われます。

 

名探偵”金田一耕助”役を、古谷一行がシリーズ通して演じられておられます。

 

私が観た「悪魔が来りて笛を吹く」は、2018年12月3日~7日の、5日間連続放送されたものの再放送のようです。

 

「仮面舞踏会」の方も、2019年2月5日から毎週放送されたようで、私が番組表で目にしたものは、2月に放送されたものの再放送のようです。

 

 

「仮面舞踏会」とは

 

私、はじめて知りました『仮面舞踏会』という作品があったことを。

仮面舞踏会 (角川文庫―金田一耕助ファイル)仮面舞踏会【リマスター版】 [DVD]

 

しかしながら、録画したものを観ていて出てきた、マッチ棒のトリックを観て「おや?」のデジャヴ。

 

「仮面舞踏会」のことを調べていた時に、小野寺昭金田一耕助に行き当たり、年末か年始に「仮面舞踏会」を観ていたことを思い出しました。

 

ちなみに、小野寺昭版は1986年に、土曜ワイド劇場で放送された作品の再放送のようです。

 

「仮面舞踏会」ストーリーは、離婚歴が4回もある有名女優の身の回りで起こる連続殺人事件の謎を、金田一耕助が解くお話。

 

原作での物語の舞台は昭和35年、金田一シリーズでは比較的新しい時代の設定。

Wikipediaによると、横溝正史ご自身が、ベスト10中の7位にあげる作品だそうで、ドラマ化は2回。

 

金田一耕助といえば、怪奇的だったり、おどろおどろしかったりしますが、この『仮面舞踏会』はそういった傾向はあまりみられませんでした。

 

 

横溝正史シリーズ主題歌を歌う茶木みやこ

 

「悪魔が来りて笛を吹く」を観た時のエンディング曲が、ナゼかキニなり。

 

そして「仮面舞踏会」のエンディング曲を聴いて、

「あ、同じ人が歌ってる」

となり、その歌声の雰囲気がナゼか懐かしい感じで、なんだかいいなあと。

 

 「悪魔が来りて笛を吹く」でのエンディング曲↓

まぼろしの人

まぼろしの人

  • 茶木みやこ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

「仮面舞踏会」の方のエンディング曲あざみの如く棘あればは、試聴できるものが見つけられず。

 

「まぼろしの人」「横溝正史シリーズⅠ」「あざみの如く棘あれば」「横溝正史シリーズⅡ」の主題歌ということでした。

 

お歌いになられているのは、茶木みやこ(ちゃきみやこ)二曲とも、ご本人様が作曲されています。ちなみに、「あざみの如く棘あれば」の作詞は阿久悠

 

全く存じ上げなかったのですが、現在でも活動されておられるようです↓

www.chakimiyako.com

 

茶木みやこからの茶木ひろみ

 

テレビ画面で「茶木みやこ」とみた時は、「ちゃき」ではなく「さき」と読むと思ったのですが、それは茶木ひろみ(さきひろみ)という漫画家さんを連想したからでした。

 

茶木ひろみ作品は私が購読していた『なかよし』ではなく、『マーガレット』に掲載されていたということもあり、なかなか手に取る機会は少なかったのですが、当時も大人気漫画家さん、作品のタイトルは今でもよく覚えております。

 

中でも、印象的だったのがこちら↓

f:id:nazekini:20190323152542j:plain

引用元『LaLa』1982年3月号より


そう、「柴」と書いて「パープル」と読む……ワケがない。

 

これを見つけた時、人に話したくて仕方がなかったんですが、人と話す機会がないのでブログでご披露(披露?)

 

正しくは、もちろん「紫」と書いて「パープル」と読む、『紫(パープル)ショック!』という作品。

 

先に挙げた写真は、漫画雑誌『LaLa』1982年3月号313ページにある広告欄のものなのですが、人名である”紫(一色紫)”も「柴」表記になっちゃってるので、一瞬自分の記憶違いかと疑いましたが

 

紫ショック! (マーガレットコミックス)

 

『紫(パープル)ショック!』が正しいです。

当時、誰も気づかなかったのでしょうか?ナゾです。

 

茶木ひろみ代表作『銀の鬼』↓(この表紙、線の感じがとてもステキ✨)

銀の鬼25巻・白いほほえみ

 

『銀の鬼』は、1986年『週刊マーガレット』で連載されていた作品で、2008年続編として刊行された『銀の鬼‐目覚め‐』が2014年amazonからKindle版で出版、2019年現在26巻をご執筆中とのこと(2019年3月23公開時)

 

27巻kindle版、発売中↓(2019年10月更新)

銀の鬼27巻・タイムリミット

 

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