【2019年2月2日公開2021年6月加筆修正】
当ブログにお運び戴きありがとうございます✨
一週間臥せっていたので、録画を消化していた「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
その中で拝見した「SWITCHインタビュー達人達」のお話。
よろしくお願い致します。
SWITCHインタビュー達人達
2018年12月8日に放送された「SWITCHインタビュー達人達」が、岩下志麻ということで録画しておいたものを、やっとこ拝見。
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不勉強で、この番組を拝見するまで全く存じ上げなかった写真家さんであられる下村一喜。写真がとっても好くって、ファンになりました。
下村一喜ご本人様Instagram
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https://www.instagram.com/kazuyoshi_shimomura/
公式ホームページ↓こちらのギャラリーのページは『流行通信』みたいでステキです。
下村一喜|photograper / movie director
下村一喜のお言葉で印象深かったのは、
「いい写真には三角がある」
でした。
構図が三角形になっている、ということだそうです。
ご著書『美女の正体』のお写真、金子國義の世界を連想させられ↓
ご参考までに金子國義作品↓
「達人達」で初めて知った「疑惑」
下村一喜が、御自身の大好きな”姫”こと岩下志麻に向けて、なりきり劇場を披露した映画「疑惑」1982年の作品。
主演は岩下志麻と、「ちょっとマイウェイ」主演の桃井かおり。
※なんでわざわざ「ちょっとマイウェイ」なのかはこちらの記事をご参照ください。
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下村一喜は、岩下志麻と桃井かおりの二役になりきっておられました。
恥ずかしながら、映画「疑惑」もこの番組を観るまで存じ上げませんでした私。
「疑惑」も、超観たいじゃん!となりまして。
ドラマ「疑惑」を引き寄せた?
するとですね、引き寄せましたよ(笑)
なんと、「疑惑」のドラマのCMを偶然観ました。
CMを観たのは、ちょうど「SWITCHインタビュー達人達」を観たその夜。
ぬわんですってえ?と、ホントにテレビを二度見いたしました(笑)
このドラマの主演は、米倉涼子と黒木華。
岩下志麻の演じられた弁護士役を米倉涼子が、桃井かおりが演じられた”オニクマ”役を黒木華が演じられるそうです。
「疑惑」に興味を惹かれた理由
「疑惑」に興味を惹かれた理由は、岩下志麻と桃井かおり、原作松本清張ということだけでなく、岩下志麻が「SWITCHインタビュー達人達」番組内で語られた内容にもありました。
岩下志麻曰く、
自分自身は台本を一言一句違えず覚える(またそういう世代、教育をうけてきた)けれども、桃井かおりはアドリブをバンバン交えてくる、それがすごくいい刺激となった。「今日はどんなアドリブが出るんだろう」と、毎日が楽しい、そんな撮影だった、
とのこと。
と、いうことで、1982年の「疑惑」も観なくっちゃ!
映画「疑惑」あらすじとキャスト
”鬼塚球磨子(おにづかくまこ)”(桃井かおり)は夫の運転する車で海に転落、夫は死亡、前科四犯の球磨子による保険金殺人とされ逮捕されます。警察も、新聞社も、世論も、こぞって球磨子による犯行と確信し、弁護士は「勝っても世間を敵に回す」と次々と逃げてしまいます。そんな球磨子に、国選弁護人の”佐原律子”(岩下志麻)が弁護につくことになり━
ネタバレと言うほどでもありませんが、前科四犯ということもあり、限りなく黒に近い球磨子は、佐原弁護士の調査によって球磨子は夫の自殺に巻き込まれたことが判明、無罪放免となります。
最後は、球磨子の何ともいえない笑みで終わるのですが、それがなんだか、真相は解明されたのにもかかわらず、釈然としない気分にさせられ、「疑惑」が残ります。
映画「疑惑」はAmazonプライムビデオで配信中。プライム特典(Amazonプライム会員は追加料金不要で視聴可能)です。
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岩下志麻ご登場は、本編開始35分を過ぎたところです。
しかし、それまでも、豪華キャストに目を奪われます。
球磨子のことを”北陸一の毒婦”と記事に書いた新聞記者役に、柄本明。
自動車転落時の目撃者役に、森田健作。
球磨子と共に詐欺事件を起こしたことのある、球磨子のヒモ役に、鹿賀丈史。
証人として出てくる、山田五十鈴、名古屋章、三木のり平。
警察署長の小林昭二、検事の小林稔侍
と枚挙にいとまがありません?!
「疑惑」の感想
映画「疑惑」を観ていくうちに「あ、この話知ってる、観た」となりまして、調べてみると「疑惑」はこれまでに4回テレビドラマ化されているそうで。
中でもおそらく私が観たのは、1992年金曜ドラマシアターで放送されたものだろうと。
私の中で清楚な人のイメージだったいしだあゆみが球磨子の役で、その乱暴な言葉遣いや態度にビックリしたことを思い出しました。演技ですけれどもw
ちなみに、1992年の金曜ドラマシアター版では、ラストに”球磨子が夫を追い詰めれば自殺すると思って計画していたら”と語られているところから、いっそう「疑惑」感が印象付けられるオチ(オチ?)となっております。
「疑惑」5度目のドラマ化
実は原作では、”佐原律子”という女性弁護士ではなく、男性弁護士”佐原卓吉”で、私が観たハズの1992年のドラマではその佐原の役を小林稔侍が演じられていました。
その後も2003年、2009年とドラマ化されていますが、原作通りに”佐原”は男性弁護士で出てきます。
2012年に、再び映画と同じ女性弁護士の設定で、ドラマ化。
この時の”佐原”役は常盤貴子、球磨子役は尾野真千子。
そして放送予定のドラマも、映画と同じ女性弁護士の設定という訳で、米倉”佐原”と黒木”球磨子”のタッグが組まれたようです。
また、今回のドラマも豪華キャストのようですが、中でも津川雅彦の遺作となったということは特筆すべきでしょう。
ドラマ「疑惑」は2月3日(日)、テレビ朝日系列にて夜9時放送予定です。(※放送は終了しました)
【おまけ】米倉涼子と松本清張とテレビ朝日
「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」と、テレビ朝日系列で放送された松本清張ドラマの悪女役を、米倉涼子が演じられてきました。
「黒革の手帳」↓
「けものみち」↓
「わるいやつら」↓
今回は弁護士役で、悪女ではないですが、なんだか「セット」みたいですよね、松本清張×米倉涼子×テレ朝。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀
※以上全て敬称略
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