当ブログをご覧戴き有難う存じます。
自称ドラマ好き、#猫目宝石 です。
当ブログはドラマファンであるがゆえに、細かいところまでナゼかキニなってしまう私のツッコミブログです。
作品を愛するがゆえのツッコミであるということを悪しからずご了承ください。
今回は「何曜日に生まれたの」最終話の感想、よろしくお願いいたします。
「何曜日に生まれたの」最終話ネタバレあらすじ
単行本発売記念握手会でファンの凶刃に倒れたのは、公文(溝端淳平)をかばった黒目丈治(陣内孝則)でした。
一方、すい(飯豊まりえ)はアガサこと公文の妹蕾(白石聖)の入院先に行き、いろとりどりのウィッグを並べ、
「レインボーパワー」
と病室の窓からのぞく蕾に向かって呼びかけます。
病院にかけつけるすい。
リリ子(片山友希)と瑞貴(若月佑美)も居て、来栖(シシド・カフカ)は命に別状はないってと伝えます。
自宅で落ち着かない公文。
「あの人、突っ立ったままでよけようとしなかった━」
咄嗟に公文をかばって入院した丈治はすいにそう言います。
マスコミの目をかいくぐり、看護師のコスプレで丈治の見舞いに現れた公文。
公文を気遣うすいに、
「私は一瞬、妹の事件がフラッシュバックして
ナイフが
それで体が動かなくなって━
俺が刺されればよかったんだ」
そう聞かされて怒ったすいに
「電車のホームで、或いは海難事故
咄嗟に助けようとした人が命を落とすことがある
知らない人間を助けようとするなんてナンセンスだ」
と返し、命に別条がなくてよかったと泣き崩れる公文にすいはこう言います。
「あなたも無事でよかった
何があってもみんな無事
命に別状なんかない
そんなハッピーな世界線があったらいいな
レインボーパワーで」
そんなやりとりが聞こえているのか、うっすらを口元に笑みを浮かべた丈治。
オレンジのウィッグを付けて再び蕾の元を訪れたすいに雨が当たり始めます。
「雨に濡れなきゃ虹は観られない」
窓辺に現れた蕾をみてほほ笑むすい。
そして、蕾は自ら病室を出てすいの元へ。
蕾の手を握り、走り出すすい。
バスに乗った2人、そして雨上がりの空には虹が浮かんでいます。
「レインボーパワー」
蕾に笑いかけるすい。
丈治は公文をかばったことで英雄扱い、ファンレターもたくさん届き、中には写真同封で結婚してくださいというものも、と退院する丈治を送迎しに来た来栖が話します。
丈治が自宅に戻ると、すいのほかに蕾も居て━
すいをモデルにした漫画原作を最終話まで書き上げた公文は、原稿の入ったUSBをすいに渡すと蕾を連れて帰ります。
「期間限定の終わり
もう私には会わない、そういう意味」
そう言って、立ち去る公文の後ろ姿を見つめるすい。
公文の世話係として同居してきた来栖の妹芽衣(早見あかり)は
「公文ちゃんは妹さんに依存しているようにしか見えない」
と公文の家を出ます。
リリ子と雨宮(YU)、城崎(濱正悟)と瑞貴も和やかな雰囲気、そしてすいも江田(井上祐貴)と付き合い始めたと聞かされる公文。
公文はすいと江田の様子を盗聴し、睦まじい様子にイアフォーンを外します。
蕾の元を訪れると、彼女はウィッグを外していました。
公文に向かい、
「おにいちゃん」
とほほ笑む妹の姿に思わず涙する公文。
病院の帰りに”ホントの海”での江田とすいの様子を遠くから見守った公文。
帰り道、あのバイク事故のあった付近に差し掛かると、あの時と同じようにすいが公文の車を止めにやってきます。
「たすけて…あ、げ、る」
ほほ笑みかけるすい。
来栖姉妹、元サッカー部のおなじみの面々がすいに協力し、”公文竜炎”という仮面を壊すために一芝居打っていたのだということを瞬時に悟る公文こと三島公平。
2人は固く抱き合い、ホントの海へ━
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「何曜日に生まれたの」最終話感想
いやあ、おわっちゃったーと、ため息とともに達成感。
そして、「ヤラレタ」という気分。
恋愛ものが苦手な私が、がっつり取り込まれてしまいました。うまい、うまずぎるよ、話の運びが!
野島伸司の底力を、脚本家さんの凄さを見せつけられました。もう拍手喝采です。
もっとオリジナルドラマを観たい、テレビ力を見せてほしい。
ハッピーエンドで終わってほしいという望みも叶えられましたし、私がテレビの偉い人なら賞を差し上げたいくらいの清々しさです。
ただ、江田くんだけはすいの初恋の人であるにもかかわらずうすぼんやりとした印象でしたね。
そこですら却って面白い、ふっと肩の力が抜ける部分だったと思います。
また、見せ場と思われるシーンにまさかの女装で現れた公文竜炎もよかった(笑)
登場人物の心の傷を思うとこういう適度な?「抜け」の部分に、観ている側としては救われました。
やはりドラマは娯楽でないと。
ミステリーの要素も楽しめ、ホームドラマのような雰囲気も味わい、恋愛ドラマに落ち着いたけどラブシーンがなかった、という100点満点、非の打ち所がない作品(評論家きどり?)
そう、最後にすいと公文が海辺ではしゃぐシーン、ラストのキスシーンが漫画で終わったところが本当によかった、満足。
一時期、野島作品は心をえぐられるものが多く、この「何曜日に生まれたの」も観る前は視聴するか迷いましたが、本当に観てよかった。
脚本、演出はもとより、俳優さん全員魅力的で、特に来栖と丈治コンビのリズムはヤバかった。
ミュージシャン同士ゆえの”間”なのでしょうか、あのお二方のやりとりは最後までサイコーでした。
2023年夏ドラマはハマった作品がいつもよりかなり多めでしたが、最初から最後まで楽しめたのはこの「何曜日に生まれたの」と「この素晴らしき世界」の2本でした。
もう一回はじめから観たいくらいです。
ありがとうございました。
#ナンウマ関連グッズ発売
ナンウマのサイトに「何曜日に生まれたの」オリジナルグッズ発売のお知らせが載っていました↓
主要登場人物のアクリルスタンドとクリアファイルで、クリアファイルは2種類ワンセットの販売のようです。
すいちゃんのアクスタは欲しいな、とちょっと思いましたが、大きさがわからないのと、置く場所もないので実際には購入しないでしょう。
最近はドラマの関連グッズがすぐ発売となるような印象ですが、売れているんですかね?
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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