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朝ドラは日課、筆者の小幡リアン@nazekiniと申します。
日課、と書きつつ「おしん」再放送を視聴してからは、すっかり昔の朝ドラの方にハマってしまいまして。
「あぐり」は放送当時、「面白いから観て」とおススメされたし、私自身もとても観たかったのですが、余裕がなくて観ることが出来なかった朝ドラ。
なので、2021年春にBSプレミアムで放送されると知って楽しみにしており、期待通り面白くて、ブログに書くことすら忘れていたという(え?)
本日は「あぐり」について。
よろしくお願い致します。
「あぐり」とは
「あぐり」とは、1997年=平成9年の前期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説の作品。
タイトルの「あぐり」は主人公の名前。
”あぐり”という言葉にはものが充満しているという意味があるらしく、男の子の誕生をを切望していた父親が、女の子はもうこれで十分です、という意味で名付けたとドラマでは言われていました。
そんな主人公あぐりこと、作家吉行淳之介や俳優吉行和子の御母堂吉行あぐりによるエッセイ『梅桃が実るとき』をモチーフに描かれているそうです。
脚本は「さくらの親子丼」シリーズでも有名な清水有生
音楽は岩代太郎「素晴らしき日々へ」矢部達哉によるバイオリン演奏、残念ながら音源を見つけられず💦
語りは当時スタジオパークでお馴染みだった、堀尾正明アナウンサーです。
「あぐり」2021年3月29日からBSプレミアムにて再放送中。
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https://twitter.com/nazekini/status/1417345211483574272
「あぐり」あらすじとキャスト
物語は岡山から始まります。
1907年(明治40年)7月10日、岡山に生まれたあぐりはお転婆な少女。だが姉2人と父親を相次いでスペインかぜで亡くし、母親は遺産を騙し取られて困窮する。そんな中、岡山でも指折りの土木請負業の望月家との縁談が持ち上がる。1923年(大正12年)4月、あぐりは女学校在学のまま15歳で望月エイスケに嫁ぐ。東京帰りのエイスケは家業そっちのけで、遊びや小説の執筆に熱中していた。当初反発していたあぐりだが、やがてエイスケの心優しさに惹かれていく。作家への夢を断ち切れないエイスケは東京に出奔。まもなく関東大震災が起き、エイスケは消息不明になる。あぐりは妊娠が判明。エイスケは無事だったが帰郷を拒否。しかし正月にこっそり岡山に戻ってきたエイスケに会ったあぐりは産気づき、長男・淳之介を出産する。家族そろって過ごしたのもつかのま、エイスケは再び上京。父親の健太郎は仕送りを止め、あぐりを上京させる。1925年(大正14年)2月、上京したあぐりはエイスケの家を見つけるが、小説を書くエイスケは岡山に帰ろうとせず、あぐりの仕送りを持って出奔。あぐりは上原世津子がマダムを務める「カフェ・セラヴィ」で美容師のチェリー山岡に出会い、美容師になることを決意。4月、上京してきた姑の光代に淳之介を預け、住み込みの内弟子になる。エイスケは世津子が創刊した婦人雑誌『婦人現代』に協力。あぐりは、チェリーの娘で反抗的な真知子や先輩弟子とのトラブルに巻き込まれながらも美容師修行に励む。エイスケの弟勇造は自動車技師の夢をあきらめ、望月組の跡取りになる。チェリーのはからいで、あぐりは3年の内弟子を2年で切り上げて通いの弟子となり、子育てと仕事を両立することになる。舅の健太郎は、あぐりの美容師修行に反対していたが、肋膜炎で倒れるほど仕事熱心なあぐりに感心し、独立を勧める。1929年(昭和4年)、健太郎の援助や周囲の協力であぐりは『あぐり美容院』を建築。店員に辰子、内弟子にとめ、沢子を迎え8月に開店する。当時まだ珍しかった電気パーマネント機を導入し、店は繁盛。二号店も出店する。エイスケも作家として売れっ子になるが、家に寄り付かない日々が続く。
あぐり - Wikipediaより引用
以上Wikipediaから丸々引用いたしましたが💦
このあと、あぐりの母川村美佐(松原智恵子)が亡くなってしまうのですが、あぐりは第二子を授かります。生まれてきた和子と一緒に寝んでいたあぐりの夢に、亡き母美佐が現れ、目覚めたあぐりはその子(和子)は母の生まれ変わりなんじゃないかと思う━という感動的なシーンのあと、小学6年生に成長した、第一子である淳之介に物語の焦点が当てられます←今ココ。(第17週「受験生の母」)
淳之介(生田斗真)は同級生の”尚ちゃん”(西翔平)に、学校のマドンナ的存在池田諒子(小倉星羅)に宛てたラブレターの代筆を頼まれます。ところがそのラブレターが諒子によって担任教師の手に渡り、厳格な父に叱責されることを恐れた尚ちゃんは、思わずラブレターを書いたのは淳之介だと告げてしまいます。
そのことで学校へ呼び出されたあぐりと担任教師の会話がとっても好かったので、書いておきます♪
「まったく 私には淳之介君が何を考えているかが
さっぱりわかりません」
と、担任教師の言葉を受けて、あぐりはこう話します。
「先生
あたしは淳之介と12年近い付き合いになりますが
あの子が何を考えているかさっぱりわかりません
親のあたしがわからないんですから
先生がわからないのは当然のことですわ
そんなにご自分を責めてはいけません
あまり気になさらない方がよろしいですわ」
途中までうんうんとあぐりの言葉を聴いておりましたが、最後の先生を慰めるひとことに1人大笑い。実に小気味いい♪
イヤミでも何でもなく、心の底からそう思っている、そういうキャラクターなんですね、あぐりは。
ちょっと鈍感、今で言う空気が読めないところもあるので、友達に嫌われちゃったりもしたんですが、亡き父川村晃(田村亮)に言われた通りどんなときでも「まっすぐに突き進むのがいいところ」毎日明るい気持ちを貰えています。
主人公あぐり役はこれがデビューの田中美里↓韓流ファンにはチェ・ジウの吹き替えでもお馴染みですね。
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夫望月エイスケ役は野村萬斎↓かたつむりハイ?公式YouTubeがあり、拝見したら楽しかったので貼り付けておきます。
望月エイスケの父、望月健太郎に里見浩太朗↓公式ホームページより「あぐり」放送年1997年当時他局主演ドラマの画像。
エイスケの母、望月光代に星由里子↓
画像引用元https://www.cinematoday.jp/news/N0100939
あぐり美容院の店員であぐりの右腕”辰子”に鈴木砂羽。さすがに「あぐり」の頃のお写真を見つけられず、ご本人様Instagram最新のショット↓(2021年7月現在)
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お弟子さん”とめ”に細川ふみえ(画像向かって左)と”沢子”に三浦理恵子(画像向かって右)↓画像中央はあぐり(田中美里)です。
画像引用元https://www.sanspo.com/article/20200621-H7JW5TCKJBLN3AOONN6O7D4ZBM/
文壇バーというのでしょうか、エイスケら文士の集う「カフェ・セラヴィ」のマダム世津子に草笛光子、文士仲間の森潤に森本レオ、あぐりの美容師のお師匠さんチェリー山岡に名取裕子、チェリー山岡の支援者”沢田”に中条きよし、チェリー山岡のライバルにスリット美香子高橋ひとみ、望月組経理担当”磯部”に山本晋也、現場監督?”妻五郎”に苅谷俊介などなどがご出演。
あぐり女子高生時代の教師役には山田邦子や佐々木功がご出演されていたり、作家であぐり美容院の常連客役に林真理子、その作家さんを紹介した役で、吉行和子↓(画像向かって右)もご出演されていて、キャストを観るだけでもワクワク楽しいドラマです♪
画像引用元https://news-geispo.2chblog.jp/archives/1031697013.html
ちなみに上の画像、吉行和子の左に写っているのは吉行あぐりご本人様のようです。
「あぐり」感想
すでに書きましたが、明るい気持ちになる作品。
「あぐり」放送当時の私は就学前の子供を抱えており、朝ドラを観る余裕がなかったのですが、確か中学生時代の同級生に
「面白いから観なよ、あの吉行淳之介のお母さんの話だよ」
と言われ、観たくて観たくて。
そう、当時は吉行淳之介の御母堂というイメージ強く、後で吉行和子の御母堂でもあると知って、ますます観たかった~!となっていたのでした。
こうして観る機会に恵まれて感謝。
さて、さらりと書きましたが、第17週「受験生の母」は、生田斗真↓がご出演の週です。
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いまやすっかりおもろいおっちゃん二枚目から三枚目まで幅広くこなす俳優さんですが、生田斗真と言えば天才てれびくんな私(古い)すっかり大きくなっちゃって~ご結婚おめでとうございます。(親戚か?)
生田斗真についてはこちらにも。
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話を戻して。
生田斗真ドラマデビューがこの「あぐり」望月淳之介役だそうで、放送当時12、3歳。昭和の小学生そのものです(「あぐり」放送は平成でしたが)。
デビューとは思えない、落ち着いた雰囲気で大人子供な感じ(笑)
今週いっぱいそのお姿を楽しむことが出来そうです。
えー、そんなの観たかった~という方々もまだチャンスがありますよ。
「あぐり」は毎週日曜日午前中、前週に放送された6話を一挙放送しています。「あぐり」第17週「受験生の母」は2021年7月25日(日)午前9:30から放送予定↓(※放送は終了しました)
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
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