【2020年3月27日公開2020年9月更新】
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朝ドラは夜に観る、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石 (id:nazekini)と申します。
2019年4月から2020年3月にかけて、BSプレミアムで再放送されていた「おしん」が放送終了で、おしんロスになるんじゃないかと思っておりましたが、なんと、「はね駒」が放送開始でロス回避(?!)
今回は「はね駒」について記事にいたします。
よろしくお願いいたします。
「はね駒」とは
「はね駒」は、1986年=昭和61年4月から10月にかけて放送された、NHK連続テレビ小説シリーズの作品↓主演は斉藤由貴。
「はね駒」と書いて「ハネコンマ」と読み、意味は”おてんば娘”。
主人公のモデルは、女性新聞記者のさきがけと言われた、磯村春子だそうです。
脚本は寺内小春、音楽は三枝成章(現三枝成彰)
「おしん」に引き続き東北地方が舞台なので、「おしん」ロスを埋められそう?!
「はね駒」1~4話あらすじとキャスト
主人公「はね駒」”橘りん”(斉藤由貴)は福島の相馬で暮らす高等小学校に通う14歳。
明治23年の秋、祖父母(山内明、丹阿弥八重子)を迎えにいった、二本松でのお祭りに大はしゃぎのりんは、つい神輿の前に出てしまい、担ぎ手に振り払われて転んでしまいます。その時、りんを助けた人物”松浪毅”(沢田研二)を、りんは忘れることが出来ません。
祖父母と共に相馬に戻ると、父(小林稔侍)が決めた許婚(益岡徹)との祝言の話が持ち上がり、まだ嫁に行きたくないりんは戸惑うばかり。母(樹木希林)も妹(小野ゆかり)もまだ早いと気をもんでいます。
そんなりんの前に、兄”嘉助”(柳沢慎吾)が、遊郭から逃げてきたと現れて━
柳沢慎吾の元祖?「あばよ!」が観られましたよw
キャストは他に、りんの叔父”橘彌七”にガッツ・石松、寺から脱走した僧”小野寺源造”に渡辺謙、りんの通う学校の先生役で角野卓造もご出演されています。
そして語りは、細川俊之。
細川俊之は(というか、も、)ドラマ「ムー」にもご出演↓
「ワールドオブエレガンス」や「力石徹」なイメージの私、ああ昭和w
今でも持っている「あしたのジョー2」のパンフレット↓
「はね駒」は、「おしん」の放送終了後、同じBSプレミアムにてあさ7:15から放送中ですが、 見逃した~という方々に朗報です。
「はね駒」第一週分全6話が一挙放送されます(※放送は終了しました)
「はね駒」一挙放送は、毎週日曜0:00からです。(※放送は終了しました)
画像をクリックすると、動画がご覧いただけるサイトに飛びます↓
連続テレビ小説 はね駒(こんま) | NHK放送史(動画・記事) https://t.co/7gKr5lsb6G
— Nekome Hoseki/猫目宝石💎歌う文筆家 (@nazekini) 2020年3月27日
連続テレビ小説 はね駒(こんま) | NHK放送史(動画・記事)
「はね駒」はDVD化されておりません(2020年3月現在)ので、お見逃しなく~♪
【追記】
2020年7月31日「はね駒」DVDが発売されました↓
2020年8月からレンタルも開始されているようです♪
「はね駒」ネタバレ感想
「卒業」で斉藤由貴ファンになっていた私↓
「はね駒」のことは知っていたのですが、1986年=昭和61年の放送当時は拝見できませんでした ので、「おしん」のあとに「はね駒」が放送されると知って、やったと声に出して喜んでおりましたww
さきほども少し書きましたが、ドラマ「ムー」「ムー一族」を拝見しておりましたので、細川俊之や、樹木希林、ジュリー・沢田研二のご出演に沸きw
ジュリーは、「ムー」第23話の歌のコーナーでご出演、演奏されたのは「憎みきれないろくでなし」↓
歌ってるジュリーはやはり超ウルトラカッコよかった。
ですが、「はね駒」のジュリーはボーっとした感じでイマイチ←個人の感想ですw
そう、やはりジュリーは人気者、主人公りんの初恋の人だったのですが、まだりんの在学中に「時期校長の座を狙った」という濡れ衣を着せられたことをきっかけに東北女学校を去ってしまうんですね。
このあたりまでのお話は、主人公りんの猪突猛進ぶりというか、言い出したら聞かない、頑固なところや、それゆえに起こす失敗も微笑ましく観ていられたのですが、後半になっても変わらないので、学習せえよと、正直鼻につきました(笑)
終始思ったのは、りんの家族が本当に温かい、いいご家庭だなあという感想。
特に、りんの母やえが明るくてあったかくて、理想のお母さん像なんじゃないかと思いました。演じられた樹木希林、お若いころから老け役を演じてこられたからなんでしょうかね、包容力が凄かった。
「はね駒」と同時期に「ムー」「ムー一族」で樹木希林を観ていたので、そのギャップに、役者さんてコワいと改めて思いました(笑)
そんなあったかいご家族ですが、嫁に出した末っ子で次女のみつが出産後亡くなり、一家は上京することに。
このみつの亡くなり方が悲しすぎた~妊娠中、出産ギリギリまで無理して働いて体を壊してしまったというのに、子どもを取り上げられた上に、結核の噂が立ったからと離縁されてしまい、とうとうなくなってしまったという━
「おしん」でおしんがお姑さんとうまくいってなかった時の話と重なり、ああ、こういうことって割とよくある話だったんだろうなと胸が詰まりました。また、みつがホントにいい子だったもんで、悲しみひとしお。
上京して心機一転、りんも結婚、その後ようやく新聞記者となり、晴れて大活躍かと思いきや、家庭の話ばかりで、モヤモヤ。
新聞社の方では大活躍、なくてはならない人という評価を受けているのはわかるのですが、具体的にどういう活躍をしたのかが、最終週を目前にしても出てきませんw
新聞に、料理のコーナーを作ったとか、通訳として活躍したというのは出てくるんですが、仕事に夢中になるあまりに家庭のことに心が配れない点が物語の中心になっていて、りんも、旦那さんの源造も頑固で自己中心的だなと感じて、正直観ていて面白くない。家庭のモンダイよりも、りんの活躍を観てスカッとしたかった。
そこへもってきて、橘家の太陽ともいうべき長男嘉助の死。これは要らなかったでしょう~と思いました。
「はね駒」の明るさが好きで観続けていたのに、終盤にきてこの辛気臭さはナニ?とモヤモヤしていたら、松浪先生=ジュリーの再登場で少し明るさが戻り、ホッ。
いきなり見せ場もあり、まさに樹木希林の名台詞「ジュリ~い~」の世界、しかしデビカバみたいなロックなロン毛に違和感アリ(笑)
総じては、ホームドラマとしては楽しめたけど、朝ドラらしい、ヒロインの活躍はあまり感じられませんでした。
女性が働くことが、罪悪のように言われていた時代の物語で、一方で放送当時の昭和61年というのは女性が働くのは当たり前の時代、社会での活躍ぶりよりは、家庭を持つ女性の外で働く大変さを描くことで、共感を得たかったのかなとも思います。
まあ、まだ最終回までは時間があるので、最後にスカッとする活躍が描かれるかなと期待しています♪
「はね駒」主人公りんのモデルとなった、磯村春子は飛行船に乗ったそうなので、その辺のおはなしが出ると好いなあ~
「はね駒」最終回まであと4回!
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀
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