ナゼキニエンタメ!をご覧戴き有難う存じます。
韓流スターのマ・ドンソク、通称マブリーファンの私。
映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」に興味はあるけれど、ゾンビだしなあと躊躇しておりました。
しかし、今年はナゼかゾンビものを観る機会が多く、免疫ができてしまい(笑)
先日観ていた韓国ドラマ「ゾンビ探偵」の中にもマ・ドンソクのお名前が出てきたこともあって、ますます観てみたいなあと言っていたら叶いましたので、感想を書いておきます。
よろしくお願い致します。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」とは
「新感染 ファイナル・エクスプレス」とは、2016年に韓国で公開されたゾンビ映画。
原題は「부산행」(釜山行き)
邦題の「新感染 ファイナル・エクスプレス」、エクスプレス=特急ということで、「新幹線」と、ゾンビの特徴であるゾンビウイルスの「感染」をかけたダジャレなのか……。
日本での公開は2017年↓
「新感染 ファイナル・エクスプレス」あらすじとキャスト
ソウル発プサン行きの高速鉄道KTXで突如起こった謎の感染爆発。
疾走する密室と化した列車内で凶暴化する感染者たちー
そんな列車に乗り合わせたのは、妻のもとへ向かう父と幼い娘、出産間近の妻とその夫、そして高校生の恋人同士. . .果たして彼らは安全な終着駅にたどり着くことができるのかー?
目的地まではあと2時間、時速300km、絶体絶命のサバイバル。
愛するものを守るため、決死の闘いが今はじまる!
「妻のもとへ向かう父」”ソ・ソグ”役はコン・ユ(공유)↓引用できる画像が見つけられなかったので、別作品ですがお姿がよくわかるので貼っておきます。
「幼い娘」”スアン”は、キム・スアン(김수안)↓画像向かって左。「新感染~」作中ではもう少し髪が短いです。
画像引用元https://www.insight.co.kr/news/70561?type=mobile
出産間近の妻役、チョン・ユミ↓(정유미)
公式ホームページhttp://www.msoopent.com/page/page.html?acode=S7579309&mcd=02より画像引用
その出産間近の妻の夫”ユン・サンファ”役、我らがマブリー=マ・ドンソク(마동석)
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あんなにたくさんのゾンビが、マブリーの腕一つでこちら側に来られないんですよ。最強。ゾンビにとっては最恐。
と、いうお話はこちらの記事に少し↓
高校生の恋人同士、野球少年”ミン・ヨングク”役は、「パラサイト 半地下の家族」でセレブの家に入り込む家庭教師ギウ役でも有名、チェ・ウシク(최우식)「新感染~」の頃の画像がなかったので最新ショット↓
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ヨングクの恋人女子高生”キム・ジニ”役はアン・ソヒ(안소희)この方も「新感染~」の頃の画像が見つけられず、最近の画像でお顔のわかるものを載せておきます↓
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この特急列車にゾンビウィルスを持ち込んでしまうことになる、女性感染者役を今や日本で大活躍のシム・ウンギョン(심은경)が演じてらっしゃいます。
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実はシム・ウンギョンファンでもある私なのですが、「似てるな」とは思ったのですが、気づかなかったという(笑)
ホームレス役のチェ・グィファ(최귀화)、運転士役のチョン・ソギョン(정석용)も韓国ドラマでよくお見掛けする俳優さんなので、画面に映った時に嬉しく感じました♪
「新感染 ファイナル・エクスプレス」ネタバレ感想
ずっと観てみたかったのですが、
「ゾンビが怖い」
「ホラーはちょっと」
「モンスターパニックってことよねえ」
などとなかなか観ずにいた「新感染 ファイナル・エクスプレス」
「デッド・ドント・ダイ」や「ゾンビ探偵」ですっかりゾンビに慣れてしまったこともあり、録画されていたことに
「ラッキー♪」
と思いながら嬉々として鑑賞。
さて「新感染 ファイナルエクスプレス」、こちらゾンビ映画で、動く密室となった急行列車に”感染者”が乗り込んでしまったことから惨劇が始まります。
しかしながら、私の推し(と言う言葉を使ってみたい)である”マブリー”ことマ・ドンソクの無敵感から安心しきって観ておりました。
「マブリーが居るんだから勝ちは間違いないだろう」
(勝負?)
ところがところが、いきなりネタバレですがマブリー演じるユン・サンファも
もう少しで助かるってところでゾンビに嚙まれてしまいます。
この瞬間から、
「うわー、アカン、マブリーやられたらもう終わりじゃん、(ハッピーエンドが予想できない)イヤな映画だ~」
で、観るのを止めようかと思いました。
韓流映画の悲しい展開はエゲツナイものがあって、胸がつぶれる思いをするのが予想できるんですもの~、やだやだ。
と、いいつつ、ラストまで観ましたけれども。
ラストは、生き残った女の子”スアン”と、ユン・サンファの奥様”ソンギョン”がトンネルの中を歩いていくのですが、トンネル出口には銃を構えた軍隊が!
えー、せっかく生き残ったのに感染者と思われて撃たれちゃうの~?サイテー。
と、思ったら、スアンの歌声が聞こえ、銃を構えていた軍人たちは一変、
「生存者確認!」
と叫びを上げながら、二人に駆け寄っていきます。
一応、まあ、ハッピーエンド。
でもねー、ひどい話でしたね~。
スアンは仕事に追われるお父さんと心の交流がうまくいっていない、当てにならないお父さんより、お母さんの元で誕生日を過ごしたいと、まあ父と子の間がギクシャクしているところから物語が始まるんですが、最後には
「お父さんとずっといたい!」
って、悲痛な叫びをあげるんですよね。
お父さんは感染しちゃったもんで、スアンと別れるしかないという。ヤな話―。
もう一人生き残った奥さんだって身重だし、やっぱり目の前で旦那さんが食べられていくのを見ていたわけで、なんなん?と怒りすら感じる。
他にも、友達を攻撃しなければいけない、とか、ゾンビになった年老いた姉のもとへ向かう感染していない妹とか、かと思うと、自分が助かるために次々と周りの人間を犠牲にしていくオッサンとか、ゾンビが発生するけど制圧して大団円を期待していた私はモヤモヤどよーん。
それに、ゾンビの動きがめちゃくちゃ早いの。
ゾンビになると動きが遅くなると思い込んでおりましたので、そのスピードに
「ひー」
と声を上げておののいておりました。
なんすか、急行だから?ゾンビもエクスプレス?
面白いなと思ったのは、ゾンビは鳥目?
列車がトンネルに入ると動きが鈍くなるという設定があり、作中ではトンネルを通る時間を利用して車両を移動するシーンが激しいアクションたっぷりで、スリリングに描かれていました。
あと、人間の美しさと身勝手さの対比みたいなものがくっきりと描かれていたのにも、ちょっとどんより。
観たかった作品なので観ることが出来たのは嬉しいことでしたが、作品そのものはかなりヘヴィでした。
韓国ではゾンビ映画は売れないと言われているそうで、作中「ゾンビ」と言う言葉が一切出てこなかった、らしいです。はい、拝見していて全く気付いていませんでした(笑)違和感はなかったので~(言い訳?)
※以上全て敬称略
最後までお読み戴き、
ありがとうございます🍀
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