ナゼキニエンタメ!

ナゼかキニなるドラマ、映画、漫画、本のお話。

【ゾンビ探偵】恐る恐る観てみたら笑いっぱなしだった”ウルトラ・ヒューマンコメディー”【韓国ドラマ】ネタバレ感想

【2022年2月16日公開2022年8月追記】

当ブログをご覧戴き有難う存じます✨ 

 

今回は韓国ドラマ「ゾンビ探偵」について。

よろしくお願い致します。

「ゾンビ探偵」とは

 

「ゾンビ探偵」とは、2020年韓国で放送されたドラマ作品。原題「좀비탐정」(ゾンビ探偵)

https://www.anemo.co.jp/wp-content/uploads/2021/04/zombietantei_main.jpg

画像引用元https://www.anemo.co.jp/movienews/media-movienews/zombietantei-20210427/

 

日本のサイトでの番組紹介に”ウルトラ・ヒューマンコメディー”とありましたが、まさしくコメディです、ウルトラヒューマン=人間を超えた、な。

 

人間を超えた、つまり、タイトル通り主人公はゾンビ

 

「ゾンビ探偵」あらすじとキャスト

 

   私は誰?ここはどこ?目覚めたらゾンビになってしまったムヨンチェ・ジニョク)はショックを受ける。ムヨンは人間になるため、発音や歩き方を矯正するなど血のにじむような練習をする。ムヨンは身分選択を通じて人間が住む村に降りていき、そこでゾンビのムヨンは、不思議な女の人ソンジパク・ジュヒョン)に出会う…。

http://www.wowkorea.jp/profile/200925.htmlより引用

 

主人公ゾンビ役チェ・ジニョク최진혁

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 최진혁 (@real_jinhyuk)

www.instagram.com

 

 

不思議な女の人役パク・ジュヒョン박주현)↓一緒に写っているのはゾンビ探偵の最初の依頼人である子供たち。子役さん方も好い味だしてる👍(子役俳優好きw)

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by 박주현 (@charmgirl_1005)

www.instagram.com

 

不勉強でして、主役お二人の俳優さんは初めて拝見する方々でしたが、脇を固める方々が、楽しい俳優さん(楽しい俳優さん?)として記憶していた方々が次々ご出演、物語もですが、配役でもとても楽しみました。

 

まず、ライバル?探偵社「ワールド・キング探偵社」の従業員”ワン・ウェイ”役としてご出演されていた、イ・ジュンオク이중옥)画像向かって左↓

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by 이중옥 lee jung ok (@siw1739)

www.instagram.com

 

この方、「エクストリーム・ジョブ」で拝見して覚えていたのですが、その後偶々鑑賞した韓国映画「ヒットマン エージェント:ジュンにもご出演↓されていて、そのチャーミングな存在感にすっかりハマりました(笑)

www.nazekini.com

www.nazekini.com

 

ちなみに、画像向かって右側に写っていらっしゃるのは、「ゾンビ探偵」ワールド・キング探偵社社長イ・ソンロク役のテ・ハンホ태항호)。

この方も超面白かったし、髪型のせいか、石立鉄男を思い出し、昭和に生まれ育った私は懐かしい気持ちにもなりました(笑)

パパと呼ばないで DVD-BOX Iパパと呼ばないで DVD-BOX II

 

 

余談ですが、「ボイスⅢ」で超コワい人の右腕役をされていたとは到底思えません。

www.nazekini.com

 

2021年夏ドラマ日本版「ボイスⅡ」は、この「ボイスⅢ」に寄せているかなあと感じている私です。

 

話を「ゾンビ探偵」に戻して。

 

ソンジの姉ソンヨンファン・ボラ황보라

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by 황보라 (@pinggumama)

www.instagram.com

 

ご覧の通り、カーラー代わりにトイレットペーパーの芯を髪に巻いている、このビジュアルだけでも面白いのに、表情といい、仕草といい、漫画みたいで画面に映るだけで笑ってしまうという。

日本で言うところのヤクルトのオバちゃんみたいなお仕事で、乳酸菌飲料を売り歩いているのですが、蓋に指を突き刺して開けたり破天荒(破天荒?)

 

この妻にしてこの夫ありな、ソンヨンの夫イ・テギュンはゾンビ専門の映画監督。ゾンビ大好きなんですね~だから妻もすぐにかみつく人が好かった?!

イ・テギュン役はアン・セハ안세하

f:id:nazekini:20210810151233p:plain


先述しました「ボイスⅡ」「ボイスⅢ」にもご出演。

 

獣医師”ノ・プンシク”役のハ・ドグォン하도권)は獣医師というより格闘家みたいで怖かったww

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by 하도권 (@hadokwon2018)

www.instagram.com

 


www.youtube.com

 

「ゾンビ探偵」ネタバレ感想

 

「ゾンビ」で「探偵」ということで、恐る恐る観てみたのですが、最後にはすっかりハマっておりました「ゾンビ探偵」

 

女性=コン・ソンジがゾンビに襲われるシーンから始まったので、やっぱりゾンビに恐れおののく話なのかなと思ったら場面が変わり、医療廃棄物の不法投棄、そして”サンタ事件”のニュースという「伏線」が張られた後、ゴミの山の中で目覚める男性━

 

男性は前後不覚の様子、とりあえず煙草を一服するのですが、体から煙が出てくる。

 

おかしいと思ってシャツをめくると体に穴が開いているし、近くにあった鏡の破片に顔を映すと顔色が異様、挙句の果てに生きたままの兎を食べてしまい、自分がゾンビになってしまったことに気づいた男性は崖から飛び降り自殺をはかりますが、死なない=ゾンビだから。

 

「人間のせいで多くのゾンビが何も言えずに死んでいった」

ゾンビになったことでゾンビの気持ちがわかるようになった男性は、ゾンビが人間に殺されないために、”人間のように歩き、人間のように話し、人間のように振る舞わなければならない”と悟ります。

 

ゾンビは早く歩けず、変なうめき声を発するだけで、話すこともできないため、男性は2年の月日をかけて体を鍛え上げます。

 

まず、この一人黙々と訓練を続けるシーンに笑いがこみ上げました。

大笑い、というよりは、じわじわくる笑い。

 

体臭(てか死臭?)を気にして香水をつけたり、悪すぎる顔色をBBクリームで隠したり、真面目な顔と必死な姿が笑いを誘うという。

 

ナゼ「ゾンビ探偵」なのかというと、偶々手に入れた身分証の持ち主が探偵だったから。

 

そこから喜劇は、いや、悲劇?は始まります。

 

ゾンビでも生きるため、じゃない、暮らしてゆくためにはお金が必要、ということで500ウォンで犬探しを引き受けたり、お節介焼きのソンジに巻き込まれて、サンタ事件の目撃者のお母さん探しをしたり。これは無償でしたが山での捜索が功を奏してイノシシをゲット(笑)

 

普段は生の鶏肉でお腹を満たし、人間に対して食欲がわかないようにする━

 

こんな涙ぐましい努力?もすべてはいつか人間に戻る日がくると信じているから。

そして、自身の出自を調べ始めるゾンビ探偵キム・ムヨンでしたが、お向かいの「ワールド・キング探偵社」がやたら絡んでくる←お笑いポイント。

 

もじゃもじゃ二人組がとてもキュートです。

ちなみに、ワン・ウェイは最後の方はおばちゃんパーマになっています。涙なしでは観られなかった🤣

 

そんなコントみたいな「ゾンビ探偵」でしたが、中盤

「それいらないよー」

と思う悲しい出来事が。

 

ネタバレですのでご注意ください。

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

山で探した、サンタ事件目撃者のお母さんというのは、実はゾンビ探偵キム・ムヨンのお母さん。

 

サンタ事件目撃者オ・ヒョンチョルイ・ガソプ)は、サンタ事件真犯人の夫で、よその子供を誘拐して自分たちの子供として育てようとしていたのでした。

しかし、ゾンビ探偵キム・ムヨンこと本名カン・ミノに見つかってしまったために計画を変更、誘拐した子供とカン・ミノを葬り、残されたカン・ミノの母親を自分の親として共に暮らしていたのでした。カン・ミノの母は認知症を患っていたのです。

 

認知症とはいえ、どこかで母性が働くのか、ゾンビ探偵キム・ムヨン

「私の息子」

と呼ぶお母さん、ううう。呼ばれたムヨン本人はその時は???だったのですが、サンタ事件の真相をつかんだムヨンに危険が迫ったまさにその時、母は身を挺して息子を守るのです。でもってほぼ同時にカン・ミノとしての記憶が戻るという、残忍極まりない展開(残忍?)

 

えー、主人公かわいそう~。

ただでさえゾンビとして人間界で暮らすのに苦労をしているのに。

 

と、ゾンビに対してかなり同情的になってしまう作品でした(笑)

 

その苦労話が通じる?のが、映画監督でソンジの義兄のイ・テギュン

2人がゾンビについて静かに、しかし、熱く語るシーンにもクックと笑いがこみあげますが、思わず噴き出したのは、

「では社長ゾンビ探偵キム・ムヨンのこと)

ゾンビは何を恐れていると思いますか」

「それはもちろん人間です

中でも特に……」

(2人一緒に)

マ・ドンソク!」

 

と言うシーン。

マ・ドンソクファンの私は涙がにじむほどウケてしまいました🤣🤣🤣

 

ちなみに、ナゼゾンビが一番恐れているのがマ・ドンソクかというと、ネタ元はこちら↓

新感染 ファイナル・エクスプレス(吹替版)

 

この作品も拝見しましたので、近々感想をブログに書く予定です。

書きました↓

www.nazekini.com

 

ご参考までにマ・ドンソク画像↓

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by Don Lee 마동석 (@madongseok_)

www.instagram.com

 

マ・ドンソクについてはこちらにも↓

www.nazekini.com

 

さてさていよいよ本筋のネタバレです。

 

奥さんを助けようとして?生き返らせようとして?ゾンビにしてしまった獣医師ノ・プンシクは、奥さんを生かすために(ゾンビなのでホントはすでに死んでいるという複雑さw)動物を保護したり、人間を拉致誘拐して奥さんに与えていたという、哀しい事件の発端。

 

それで、当時行方不明者について調べていた探偵・本物のキム・ムヨンノ・プンシクが殺害しようと襲い掛かるところを目撃してしまったのがゾンビになったカン・ミノ

 

息を引き取る寸前のキム・ムヨンから探偵事務所の鍵を渡されたカン・ミノは、キム・ムヨンとして人間界で暮らすことにしたワケです。

 

しかも、カン・ミノをゾンビにした原因は、ノ・プンシクが不法投棄した医療廃棄物の中にあった薬。ノ・プンシクが妻をゾンビにした(してしまった)あの薬だったのです。

 

ということで、綺麗に全ての伏線を回収したのですが、ゾンビはゾンビのまま、人間に戻ることはなく━

 

それで山で生活する決意をするカン・ミノ。仲良くなった人間たちとの別れは辛いけど、仕方がないのさ君のため(だって食べちゃうかもしれない)

 

ラストはハロウィンパーティでの再会&事件のニオイ。

と、続編がありそうな感じで終わりました。

 

「ゾンビ探偵」本国でも熱狂的ファン(マニア)がいるそうですし、私自身こんなにハマるとは思っていなくて、終わるのが寂しく、続編作って欲しいと思っちゃいました(笑)

 

大笑いして観た作品とはいえ、やはりゾンビなので、モザイク多めw

スプラッター苦手な方はお気を付けください💦

 

 

※以上全て敬称略

 

最後までお読み戴き、

ありがとうございます🍀 

にほんブログ村 テレビブログ テレビ感想へ
一押し応援☝ありがとうございます♪  

関連記事はこちら↓

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com

www.nazekini.com