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『肌断食 スキンケア、やめました』を再々読【読書感想】と、ワセリン使用再開一ヶ月経過したのでそのお話も少し【更年期の肌荒れ】

コーネンキ(更年期)になって困ったことと、その対策としてやってみたことを綴っている、猫目宝石@nazekiniです。

 

えー、先日このような記事を書きました↓ 

www.nazekini.com

 

正確に言うと、だいぶ前に書いた記事を加筆修正したものですが、その中に、ワセリンを再び使用開始したことを書きました。

 

そこで、もう一度『肌断食 スキンケア、やめました』を読み直してみましたら、イヤだよ、読んだのにすっかり忘れてた!なことがありましたので、備忘録兼ねて記事にいたします。

よろしくお願いいたします。

 

『肌断食 スキンケア、やめました』とは

 

『肌断食 スキンケア、やめました』とは、翻訳家であられる、平野卿子による、その名の通りスキンケアをやめた体験談が綴られています。

肌断食 ---スキンケア、やめました

 

2013年3月に発売された書籍ですが、2017年3月、巻末に美容形成外科医宇津木龍一との対談が載った”最新版”も発売されています。

最新版 肌断食: スキンケア、やめました

 

宇津木医師と言えば「宇津木式」で有名ですね↓

宇津木式スキンケア事典 化粧品をやめると、肌はよみがえる (ノンフィクション単行本)

 

『肌断食 スキンケア、やめました』あらすじ

 

著者・平野卿子は、ご自身の翻訳のお仕事に行き詰まった時に、定期購読していた『クロワッサン』の、”普段は読まない書評”を目にされたことがきっかけで、スキンケアをおやめになられたとのこと。(本文24ページ「きっかけはトーマス・マン?」

 

ちなみにこの時ご覧になられた書評された本の著者は、皮膚科医吉木伸子だそうです。吉木医師もテレビにお出になられていたりして有名ですよね。

大人のスキンケア再入門   美容皮膚科医が教える「美肌」と「枯れ肌」の分かれ道 (知恵の森文庫)

 

 

2010年2月に開始され、その後の一年間の様子を月ごとに書かれており、各月の章の末尾には「医師からのアドバイス」が載せてあります。

 

また、その間6回ほど「北里研究所病院美容医学センター」にて肌診断を受診されていて、その様子も書かれています。

 

著者ご自身が「新聞でみた」「テレビでみた」情報や、日々の肌の様子の変化に伴う心情も綴られています。

 

『肌断食 スキンケア、やめました』感想

 

まず、著者のズボラアピールに惹きつけられました(笑)

 

曰く

ものぐさなことにかけては若いころから人語に落ちなかった”(52ページ)

 

とは言え、元々はスキンケアをされていたそうです━洗顔フォームを使い、化粧水、乳液を使い、日焼け止めを使いメイクをする。そして、クレンジング剤でメイクを落とし、ダブル洗顔をし、化粧水、乳液、時間があればローションパックをし、クリームを塗る。化粧をしない日もスキンケアはされていたといった具合。

 

これはおそらくごく一般的なことだと思います。

また、著者は肌は丈夫で、褒められることが多かったそうです。

 

私自身は肌が荒れたことがきっかけで【なんちゃって肌断食】を始めましたが、著者の肌断食のきっかけが仕事の逃避であったことも面白いと思いました。

 

また、肌診断の結果が良くなかった時などは、何度もスキンケアをしたくなる誘惑にかられ、スキンケアをすれば、しぬまで持てば、と挫折しそうになる心情も書かれていて、親近感がわきました。

 

平野卿子ご自身は「異議申し立てをする子だった」そうで、そのお話も面白かった(笑)

 

肌に良いとされる「睡眠、栄養、運動」を実践していないのもよかった(笑)

 

昼夜逆転に近いような生活、間食もされる、運動はしない、と。

 

そして、それらは「何かをすること」だから、ズボラなご自身が改善するのはかんたんではないけれど、スキンケアをやめることは「何もしないこと」なのでかんたん、と書かれています。

ズボラー党ざっくり派の私好感。

 

ちなみに、シャンプー、リンスもやめられたそうです。

 

何よりすごく読みやすかったですね。説明がすごくわかりやすいです。

読み物としても全体に楽しく拝読いたしました(^^)

 

読んだのに忘れていたこと

 

タイトルにも書きましたように、私、この本を読むのは3回目です。

 

が。

 

過去2回読んでいてすっかり忘れていたことを書いておきます、およよよよよ。

 

【おすすめのワセリンの用法】

1.唇に

口紅のにじみ対策

2.ハンドクリーム

3.かかとの手入れ

4.メイクの下地→有害物質に対してワセリンがヴェールの働きをするので肌への負担軽減

5.かさついたときの応急処置

6.かゆみ防止に冬になるとかゆみが出て市販のクリームをつけていた作者の友人がすんなりおさまった

 

冒頭にも書きましたように、ワセリンを再び使い始めたワケなんですが、実はそのこともあって、もう一度この本を読もうと手にしたんです。

 

そしたら、ワセリンを使ってみていいと感じたことは、全て書いてあったんですね、ちーん。

 

ちなみにワセリンを使用する理由は、酸化しにくい、肌にしみこみにくいためで、肌表面に残ったワセリンは、角質と共に剥がれってってしまうらしいですよ。

 

【肌が健康でバリア機能がきちんと働いていれば、】 

  1. 肌には何もしみこまない
  2. 何もつけなくても肌は自力で保湿する
  3. 空気が乾燥しても肌は乾燥しない
  4. 年を取っても肌の水分量も皮脂量も減らない

 

1.2は覚えていたのですが、4に関しては全くもって忘れておりました。

 

そして、【なんちゃって肌断食】を始めたころの私は、毎日メイクをしていたので、毎日石鹸で洗顔しておりましたが、著者の平野卿子もメイクをしてもしなくても毎日石鹸洗顔をしていたとあり、皮むけがおさまらない原因はそれではないかと指摘された話が載っていました。

 

「試しに石鹸洗顔をやめてみた」と、自分で思いついた感じで肌断食再開したときのブログに書いていましたが、本に書いてあったし。

 

モンダイの?その記事はこちらw↓

www.nazekini.com

 

人間、こんなにキレイに忘れるもんかね……。

 

私の肌断食事情(事情?)

 

著者ご自身も何度となく書いておられますが、知っていても肌が不調になると、クリームを塗った方が~とか、日焼け止めはやっぱり塗った方が~、とグラつくもので、私も化粧品の使用感の良さに、肌断食も【なんちゃって】どまりww

 

ところが、かかとの手入れのために購入したメンタームのワセリン↓

メンターム ワセリン 60g

 

 これがホントに伸ばしやすくて、これなら顔面にも使いやすそうだなと試してみたらすっかりキニ入り。

 

一ヶ月が経過しましたが、肌、絶好調。

かゆくなーい、ブツブツなーい♪

 

当初の目的、かかとのひび割れもだいぶおさまり、”ひっかかる”ことがなくなりましたw

 

また、メンタームのワセリンの使い心地があまりに好いので、化粧水(ローズウォーター)もスクワラン(HABA)も、時々使用していた無印良品の敏感肌用薬用美白オールインワンジェルも、気づくと普段は使わなくなっていました。

 

とは言え、まだ一ヶ月ですからね、この先また気が変わるかもしれません。

その辺のところはまた別の記事で。

 

※以上全て敬称略 

 

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