カセットテープは青春、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
今回の「ザ・カセットテープ・ミュージック」は、ライブ音楽特集。名付けて【愛は地球を救うCASSETTE AID】
LIVE AIDのノリで。映画「ボヘミアン・ラプソディ」便乗的な(笑)
トラック1.はっぴいえんど
一曲目は、スージー鈴木(敬称略)選曲、はっぴいえんどの「12月の雨の日」
1985年6月15日に国立競技場でおこなわれた「ALL TOGETHER NOW」国際青年年記念ライブイベントでの音源。
はっぴいえんどは、音楽好きな方々には”伝説のバンド”として有名ですが、なにがすごいか?単純にメンバーがすごい。
ギターボーカル、大瀧詠一、ベースボーカル、細野晴臣、ギターボーカル、鈴木茂、ドラム、松本隆(全て敬称略)
大瀧詠一は、この「ザ・カセットテープ・ミュージック」のオープニング曲「君は天然色」でもお馴染み、この曲は度々CMにも使われているので、聴いたことあるあるな方々も多いでしょう。
細野晴臣については、説明するまでもないでしょう。と思いますが、こちらの記事も貼り付けておきます↓
鈴木茂なんて、お手持ちのレコード(レコードがない?それは申し訳ない)のどれかに必ずお名前が載っているといっても過言ではないでしょう。
めっちゃギタリストととしてのアルバム参加数パねえ。
さきほど挙げた、大瀧詠一の「君は天然色」のギターも鈴木茂(のハズw)
松本隆に関しては、作詞家さんとしてのお顔は超絶有名ですね。
ちなみに、「君は天然色」の作詞も松本隆。
話を「ALL TOGETHER NOW」に戻しますと、このイベントのトリは佐野元春とサザンオールスターズという、当時の若手だったという話から、スージー鈴木が紹介したのが、はっぴいえんどの「あやか市の動物園」
この音源だと全然わかりませんが、番組では、はっぴいえんどが「フォークジャンボリー」というイベントで演奏したときのライブ音源が流れまして、その歌い方が、桑田佳祐(敬称略)と似ているんですね~と。
ちなみに、はっぴいえんどご出演のフォークジャンボリーは1970年。サザンオールスターズデビューが1978年です。
トラック2.土曜の夜はHighway Danceで
「銀蠅一家祭LIVE 1983」
音源が、iTunesにもamazonにもなくて試聴していただけず、申し訳ございませんm(__)m
そんな中、根性でみつけたこちら↓
イントロだけ聴くことが出来ます、プ。
「土曜の夜はHighway Danceで」は横浜銀蝿のギター、Johnny(敬称略)の曲。
横浜銀蝿、小学生時分に大流行しましたTHE昭和の子供話。掃除の時間、ほうきをマイクやギター代わりにして、熱唱するのが流行ったものでした。
リーゼントのロックバンドっつったら、平成は氣志團ですが、昭和は横浜銀蝿。
ちなみに、「銀蠅一家」とは、今でいう「EXILE TRIBE」みたいなもの(えええ?)んー、「小室ファミリー」の方が近いか。
TRIBEゆーたら、オメガな私ですが。
ちなみに、Johnnyの代表曲はこちら↓ボーカル翔さんですけど。
「とにかくこの人たちは土曜の夜に、朝まで騒ごうぜ、でーまあ、ハイウェイ飛ばそうぜ、この二つくらいしか言ってないんです」とマキタスポーツ(敬称略)
「ライブ盤とかって、明らかにですけどCD の時代よりも、アナログ盤の頃とかの方がいいんですよ」
マキタスポーツ熱弁。ざっくりまとめると、アナログ盤の方が”まとまっていなくて”より臨場感を味わえた、という感じ。
なんもかんも音ひろっちゃってる雑な感じが、その場の熱とか空気感が伝わってきてなんともいいんですよね。
トラック3.いとうせいこう
「(マキタスポーツが)割とロックンロール系、ヤンキー系。ちょっと私が虚弱体質のサブカル系」
というスージー鈴木の選曲は、いとうせいこう(敬称略)「BODY BLOW」よりLIVE AT Mounkberys TOKYO BRONX
スージー鈴木曰く、
「いとうせいこうより前のラップは、弱起じゃなくて強起だったんです」
強起 第1泊から始まる。
弱起 それ以外から始まる。
↑画面にどんw。
ざっくりいうと、一拍目からはじまるラップというのは、日本的、民謡的であるけれども、弱起ではじまるラップは、今の日本のラップに近い、つまり
「日本語でラップするっていうのを作り上げたのは、いとうせいこうだったっていう話ですね」
byスージー鈴木。
〽だよねー、だよねー♪
↓弱起の曲
↓強起の曲
トラック4.ROCKIN' MY HEART
続いてマキタスポーツの選曲、矢沢永吉(敬称略)1982年P.M.9 LIVEより
ROCKIN' MY HEART
いやー、正直、これがくるとは思いませんでした!めっちゃ感動。
マキタスポーツが
「僕これーえーとね、中学生の時に聴いてるんですけど」
とのことなんですが、私もこの曲を聴いたのは中学生の時。
年齢差があるのに、この曲に出会ったのが同じ年ごろっていうのが、これまた音楽の面白タイムパラドックス的な。(何其)
マキタスポーツもおっしゃられてましたけれども、昔の永ちゃんライブって、
「コワそう」
前売りチケットの広告にある注意書きが、特攻服の方は入場をお断りします、みたいなことが書いてあったりしたもんで(笑)そんなことも懐かしく思い出しましたが。
そんな私がこの「ROCKIN' MY HEART」を聴くことになったきっかけは、やはり中学の同級生。
彼女が昼休みに、教卓の上に乗って熱唱してたというのが、この曲。
おバカだねえと思っていたのですが、この曲を聴いた瞬間、その気持ちわかるよとなりました(笑)
それまでも矢沢永吉の曲は耳にしていましたが、はじめて、永ちゃんかーっこええと思った曲でしたねえ。
そんな思い出深い曲。
なので、この曲が出た瞬間
「あ、今回も記事にしよ」
と思いました(笑)
というところで、前回同様長文になってしまいましたので、残りは後半へ続く。
後編はこちら↓
ちなみに”前回”というのはこちらの記事です↓
「ザ・カセットテープ・ミュージック」はBSトゥエルビにて毎週日曜よる9時から放送中です。
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