【2018年12月28日公開2021年12月加筆修正】
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旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
冬は日照時間の減少で、健康な方でもセロトニン分泌量が減るのだとか。
加えてお年頃、ザッツ・コーネンキ(=更年期)であれば、ウツもパねえ。(あらお下品)
そんなアナタ、いや、ワタシ。
冬はみかんが旬を迎える季節、そう、今こそみかんを摂ろうではありませんか。
旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】今回はみかん!みかん!みかん!
よろしくお願いいたします。
【こたつdeみかん】を薬膳的に考えた
この記事は音声配信しております↓
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳と漢方にハマっている私↓
以来、キニなることがあると漢方(中医学、東洋医学) 的に調べずにはおられなくなっております(笑)
さて、冬の風物詩こたつdeみかん。
いや、こたつでみかん。
いわゆる”こたつむり”と化した体から伸びるのは、触覚ならず、みかんを探る腕なんていうのは、もう昭和の昔話ですかねえ、我が家もこたつのない生活。
しかし、このこたつdeみかんというのは、薬膳的にはDoなんだろうか?と思いまして。
と、いうのも。
みかんは薬膳的には【温】性の食材。
つまり、体を温める作用があるんです。
こたつで暖まりながらみかんを食べすぎれば、のぼせてしまう?かもしれない。
まあでも、今の日本、冷え切った身体の方々が少なくないですからねえ。
どっちやねん✋
ちなみに、柑橘類には体を冷やす【寒】性や【涼】性のものもあります。
代表的なものとして、グレープフルーツは【寒】性、オレンジは【涼】性。
では、こたつで食べるなら、グレープフルーツかオレンジ?
なんだかとたんにアメリカンフィーリング 。
いつ聴いてもステキなハーモニー♪
もとい。
アメリカン・フィーリングを聞いている間に、こたつに入ってグレープフルーツやオレンジを食すシーンを想像してみましたが、やはりこたつdeみかんという図がしっくりきますね。
結論。
摂りすぎなければ身体が芯からあたたまってよい、かもしれない。
しれない。
陳皮=みかんの皮の効能
〽ちんぴー、ちんぴー、月にいちィどォ~♪
それは神秘✋
えー、いきなり歌ってすみません。
ちんぴとは【陳皮】のこと。
漢方薬として処方される、生薬の一種です。
さて、この陳皮とは、みかんの皮を干したもの。
〽皮を捨ててはいけないゼ♪
と歌われてもおりますが、干したものをお茶のようにして飲むと、香りでリラックス アンド リフレッシュ、血流促進、風邪予防にもなるそうです。
〽風呂に入れてあったまればポカポカ~♪
ええリフや🎸
もとい。
また、みかんの白いスジの部分には咳や痰をしずめる作用があります。
私なンぞはなんとなく綺麗に剝きたくなる衝動にかられますが(ボソ)
みかんの薬膳的効能
みかんの薬膳的効能には、体を温める作用や咳や痰をしずめる他に、胃の調子を整え、【氣】の巡りを良くする作用もあります。
六君子湯や補中益気湯といった、代表的な漢方薬にも陳皮(みかんの皮)が配合されております。
これは、みかんの芳香が食欲を増進させたり、胃腸にたまったガスを排出させたりするからなのだそうです。
アロマテラピーでも、みかんはじめ、柑橘類の香りは、リフレッシュ効果やストレス緩和、不眠やうつに効果があるとされています。
ちなみに、フランスでは薬局でアロマオイルが売っているとかいないとか(どっちやねん✋)
また東洋医学で言うところの【氣】(ざっくりいうと体を動かすエネルギー)は、これまたざっくりいうと自律神経の働きに作用するもの。
みかんを含む柑橘類の香りは、この【氣】の巡りをよくして、自律神経の働きを整えることが、気分の安定にもつながるというワケです。
みかんの薬膳的効能から考えたこと
これまで調べたことから、私が思ったのは、みかんのよいところはその栄養効果のみならず、手指を使って剝くところにもあるのではないかと。
手指を使うことが脳に良い刺激を与えることは広く知られておりますが、さらに、剝いた時に皮の組織が壊れて香りを放つ。
以前、アロママッサージを受けている時に
「香りは脳を直撃する」
と言うお話を聞きました。
これは、鼻の奥に当たる位置に脳の松果体があるからではないかと、これまた私の推測ですが、手指を使ってみかんの皮を剝くことも、冬季または更年期のうつに効果を発揮するのだろうなと考察。
しかし、いくら身体にいい食材と言っても、嫌いだったり苦手という方は、食べない方がいいらしく、これについては面白い研究結果がある━
と、TV番組で得た情報ではありますが(笑)以下に書いておきます。
不味いと思うとストレスホルモン”コルチゾール”が分泌されて免疫力が下がったり、交感神経の活動が高まって胃腸の働きが抑制されるそうです。
つまり、消化吸収もされにくくなる、と。
また、美味しいと思うと幸せホルモン”セロトニン”が分泌され、副交感神経の活動が高まり、胃腸の働きがよくなって、消化吸収力もアップ⤴
効率良く体内に栄養を取り込むことができるのだそう。
美味しいと思ってこその栄養という身体の神秘。
ここでこそ、
〽神秘ー神秘ー♪
と歌うべきでした、ね。
とはいえ。
鰯の頭も信心から、本人が良ければそれでいいとも言えますし←どっちやねん✋
くれぐれもアレルギーにはご注意ください。
私の「みかん」の思い出
「みかん」というと、かつて一緒に居てくれた犬を思い出します。
いわゆる捨て犬、今で言えば「保護犬」だった蜜柑(みかん)。
我が家に来たばかりの頃、大きな三角の耳の先が垂れていて、当時観ていた漫画作品の『永遠の野原』に出てきたキャラクターの犬にそっくりだったので、同じ名前をつけたのでした↓
『永遠の野原』は、集英社から出版されていた漫画雑誌『ぶ~け』で1988年から1997年まで連載された、逢坂みえこによる作品です。
我が家の蜜柑は、成長したら背筋、じゃない、お耳ピーン!になって、毛もフサフサと少し長くなり、『永遠の野原』の”みかん”ちゃんとは全く違う感じになっちゃいましたけど(笑)
蜜柑はいつも笑顔をみせてくれる、優しい女のコでした🐕
まつ毛がオレンジ、いや、みかん色だったんですよ🍊
※以上全て敬称略
最後までお読み戴き
ありがとうございます♪
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