マンガとドラマが大好物、猫目宝石@nazekiniです。
えー、2020年新春ドラマもそろそろ最終回な作品が出揃って参りました(なんだこの文章)
今季は、観たいドラマが日曜に集中していた私、週初めはドラマの消化に余念のない日々となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
さて、そんな中、私的にはダークホース的存在?だったドラマ「テセウスの船」いい意味で予想を裏切られて毎週楽しみに拝見いたしております。
原作も拝見しましたので、併せて記事にいたします。
よろしくお願いいたします。
「テセウスの船」とは
「テセウスの船」とは、2020年1月からTBSテレビ系列「日曜劇場」で放送されているドラマ。(※放送は終了しました)
原作は、同タイトルで講談社発行のマンガ雑誌『モーニング』誌上にて、2017年から2019年にかけて連載された、東元俊哉の作品。
私がこのドラマのことを知った時、
「なーんだ、マンガ原作か~ならマンガの方がいいや」
などと思い(失礼💦)
実際、ちょっと拝見したマンガ『テセウスの船』が面白かったので、ドラマは観ないな、なんて思っておりました。
しかし、マンガがなかなか手に入れられなかったこともあり、先がキニなった私は、ドラマを拝見することに。
したら、結構面白かった。
ドラマ脚本は高橋麻紀、音楽は菅野祐悟。
もちろん、マンガも最後まで目が離せない←目離したらみれんがな✋
ノンストップの面白さで引き込まれました。
「テセウスの船」キャストとストーリー
「テセウスの船」ざっくりいうとタイムトラベルもの。
主人公が過去に遡ってしまったことをきっかけに、ある事件を未然に防ごうと奮闘する物語です。
物語の主人公”田所心”(竹内涼真)は死刑囚の父を持つが故に、母(榮倉奈々)に「人前で涙も笑顔も見せてはいけない。あなたたちに父親はいない」
と言われ、人目をはばかる暮らしをしながら生きてきました。
父である”佐野文吾”(鈴木亮平)が収監されたのちに生まれた心は、父のことは知らずに育ちます。
しかし、心の妻”由紀”(上野樹里)に
「心のお父さんだから信じたい」
と、父が冤罪である可能性を指摘され、さらに、由紀が出産後に亡くなってしまったことから、父と向き合う決心をし、父・佐野文吾が収監されている刑務所へ面会に向かいます。
途中、佐野文吾が起こした「音臼小学校無差別殺人事件」の現場に立ち寄ると、不思議な霧に包まれ、気づくと心は事件発生前の1989年1月7日に━
過去に戻った心は、音臼小事件を食い止めることが出来るのか?心や心の家族の悲しい”いま”をかえられるのか?父の運命は?
━と、いった、タイムトラベル・ミステリー・ドラマです。
他主要キャストに、
心の姉”村田藍”に貫地谷しほり
藍の夫”木村みきお”に安藤政信
みきおの母”木村さつき”に麻生祐未
がご出演されています。
「テセウスの船」原作との相違点
やっと原作を全巻見終えまして、ドラマとの相違点が結構あり。
まず、物語の舞台(土地)が違っていて、原作では事件の起こった音臼村は北海道となっていますが、ドラマ版では宮城県(ちなみにどちらも架空の村)
物語の始まりも原作では2017年、ドラマでは2020年と違いますが、これはそれぞれの開始時期ってことで、そんなにキニなりませんでした。そして、恐らくドラマの放送時期の都合上、事件発生日も原作とは違っています。
ですが、大いなる違い、その1
真犯人の”犯行記録”が、原作ではカセットテープに声を吹き込んだものとなっていますが、ドラマではワープロに。
★私猫目宝石@nazekiniの推測
声で真犯人がわかってしまうための策ではないかと☝ま、みんな思いつくか。
その2
心のタイムスリップ前、行方不明になっていた”三島明音”が、タイムスリップ後は”長谷川翼”と共に遺体で発見されるという原作に対し、ドラマでは長谷川翼だけが死亡し、三島明音は助かる。
★私猫目宝石@nazekiniの感想
「これ、設定変えちゃって大丈夫なの?」という老婆心w
というのも、真犯人の犯行動機につながるかなり重要な事件なので~でも、どうも取り越し苦労?
その3
毒物が混入される飲食物が違う。
原作では、オレンジジュース→牛乳
ドラマは、オレンジジュース→はっと汁。はっと汁ってナニ?
見た目はけんちん汁にすいとんが入ったような感じ、美味しそうでハッとしました。
余談ですが、青酸カリって味がするので毒殺には向かないと言われていますよね。
その辺について、裏付けをとろうと?ググってみたらwこちらの記事に行き当たりましたので貼っております↓
ググっても出てこない、青酸カリの本当の話 (2015年12月4日) - エキサイトニュース
また、原作に比べて表現をソフトにしてあるかなと思いました。
これに関してはその方がまだいいと感じた私。フィクションとはいえ、あまりショッキングなのは更年期の心臓によくないw
あとは些末な違いがちょこちょこと。
タイミングのズレだったり、きっかけの違いだったり、しかし結果は同じだったので、キニなるほどではありませんでした、これまでは。
「テセウスの船」感想
現在、第8回までが放送終了しておりますが、ここへきて原作と大きく違ってきまして、このままいくと真犯人は原作とは別人?!
いきなり小藪一豊出てるしw
そうそう、ドラマ「テセウスの船」にはお笑い界からもキャスティングされています。
今を時めく霜降り明星せいや、すっかり俳優さんも板についた元キングオブコメディ今野浩喜。
せいや演じる”田中正志”の父親”田中義男”役が仲本工事というのも私的にはビックリ。
運動神経抜群のイメージの強い仲本工事が寝たきりに近い老人役、私はだいぶお話が進むまで誰だかわかりませんでしたw
正統派なコワさの麻生祐未、”桃爺”笹野高史の”校長先生”の怪演、六平直政の圧倒的な存在感もドラマの華と楽しんでいます♪
ただ一つ、ちょっと興ざめだったのは老けメイク。
もう慣れましたがw画質が良いせいなのか、お若い俳優さんの老けメイクの違和感がすごくて、違う俳優さんを使えばいいのにと思っちゃったほど。
ただ、現在と過去を行ったり来たりする都合上、別の俳優さんだと視聴者が混乱するからかもなあと思いました。
元々、タイムトラベルものにナゼか惹かれる私、東卍こと、『東京卍リベンジャーズ』も拝見しているので、現代で起きてしまう悲惨な事故を防ぐために過去の世界で奮闘するという設定が似ている……。
と、思いましたが、原作拝見し終えた感想は、そうでもなかった。
何が違うかはうまく説明できないのですが(^^;
ネタバレですが、原作は一応ハッピーエンド(最後のシーンが意味ありげではありますが)、家族愛が描かれた作品でした。
「テセウスの船」原作ネタバレとドラマ真犯人予想
いきなりネタバレですが、原作の真犯人は”加藤みきお”
しかしドラマはここへきて急展開で、どーなっちゃうんだー!真犯人て誰?
せめてハッピーエンドにはなって欲しい、という心の叫び。
私の予想は、主人公心の姉”村田藍”
理由は、貫地谷しほりが演じておられるから。
って、もーごめんなさい、日ごろミステリードラマ拝見していると、キャストから犯人予想するクセがついてしまっていて💦
でもねー、村田藍が犯人になっちゃうと、全然ハッピーエンドじゃないので、これはナシとしたい←自分の勝手な予想だし。第一、この説だとパラドックスが過ぎるw
かといって、笹野高史の校長や、六平直政ではベタな気がするし(あ、またキャストから考えてしまった💦)キャストってことで考えると(結局💦)上野樹里が「特別出演」なのもキニなります。
ドラマでは全員アヤシイ風をふかしていて(風?)「オリエント急行」ばりのまさかの全員が犯人?という予想もできなくもない。
と、当初と違って、ドラマはドラマですっかり楽しんでおります(笑)
また、ハッピーエンドっぽいとはいえ、原作拝見した後はグッタリしたので、ドラマではスカッと終わって欲しいという思いもあります。
日曜劇場なことを考えるとちょっとムリなのかな💦
最後に、ドラマのみどころの一つ、平成元年ネタ(ネタ?)
「どんとぽっちい」とか、「5時から男~」とか、懐かしい台詞も。
Paraviでは、第一話から全話配信されているようなので、第一話からご覧になりたい方はチェックしてみてください↓
Paravi(パラビ) - 人気番組が楽しめる動画配信サービス
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀
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