【2019年4月24日公開2020年7月更新】
当ブログをご覧戴き有難う存じます✨
筆者の#猫目宝石と申します。
コーネンキ(=更年期)は、ワケもなく悲しくなったり、イライラしたりするそうですが、私はワケあって悲しくなったりイライラしたりします。
ただ、更年期になって、ちゃんと理由があってカナシイとか、イライラする、とかではあっても、長いこと引き摺る時も出てきまして。
つい先日もワケあって腹を立て、怒り、泣き、眠れないほどにイヤな感情を抱えて苦悶しておりました。
あまりにもイヤな気持ちで、起き上がっていることもできず(実際眠気がすごかった)
寝ころんだまま録画した番組を次から次へと再生していたのですが、その中にあった「偉人たちの健康診断」
番組内で、”裏切られて(まあ!)落ち込んだ時に、早く立ち直る方法”というのを説明していたので、私の行った【心が傷ついた時の対処】をそれに絡めて記事にします。
よろしくお願いいたします。
「偉人たちの健康診断」病と裏切りの西軍編
「偉人たちの健康診断」病と裏切りの西軍編の番組内容は、 ざっくり説明すると、天下分け目の関ヶ原は徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍との闘いで、東軍が勝利したワケですが、その裏には西軍側であった小早川秀秋の裏切りがあった、というお話。
「偉人たちの健康診断」では、小早川秀秋が早くから(7歳頃から)、接待を受け続けてアルコール漬けの日々→アルコール依存症→脳みそ萎縮で”裏切ったことすらわかってなかったんじゃないか?”という内容でした。
対して、裏切られた石田三成は、裏切りで受けたストレスで正常な判断が出来なくなり、関ヶ原の合戦で負けたという内容。
ざっくり説明すると、裏切られると脳の本能の部分の働きが活発になり、理性の働きが鈍ってしまうということで。
他にも、西軍の敗因は”低血糖だった”なんて話もありました。
裏切られて落ち込んだときに早く立ち直る方法
「偉人たちの健康診断」番組内で、”裏切られて落ち込んだ時に早く立ち直る方法”として、
- 涙を流す
- 下方比較
を挙げていました。
1.の”涙を流す”のは、ストレスホルモン”コルチゾール”は、涙と共に体外へ排出されるから、だそうです。
そういえば、”涙活”なんてのがあったなあと思い出し。
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2.の”下方比較”というのは、心理学用語。
自分よりみじめな人を探して、「あの人よりマシ」と思うことで、早く立ち直れるというもの。
落ち込んでるときに、そんなヨユーはない。
それに、そんなことを聞くと、「なんかヤだな」と思いますしね。
だがしかし私は思い出した。
どうにもお金に困って生活が立ち行かなかった時に、中村うさぎの本を読んで、
「この人、生活できているから大丈夫!」
と、とても明るい気分になったことを。
中村うさぎを自分より下にみたつもりは無論、微塵もないけれども、他者をみて立ち直ったことには違いない。
そう考えると、他者との比較というのが早く立ち直るのに有効であることも頭では理解できました。
私が行った心が傷ついたときの対処法
さて、裏切られたとかじゃーないですが、私も憤懣やるかたない気持ちで動けない。
しかし、このままではおられないので、どげんかせんといかんと、のっそり起き上がりました。
書き出してみた
まず、思ったことを紙に書きだし始めました。
相手に手紙を書くつもりで。
「嫌なことを紙(フセン)に書き出して破って捨てる」
「嫌な思いをした相手に向けて出さない手紙を書く」
こういった方法は、駿井麻里の『魔法のフセン術』↓や、
中山庸子の本のどれかに書いてあったと思います。
”手紙を書くつもり”といっても、まずは感情優先、字が乱れても、文章としてなりたってなくても構わず、書きたいだけ書き出しました。
ところで、書くことを思い立ったのは、相手に
「何が言いたいのかわからない」
と言われたこともあったからでした。
相手と言い争いになった時、感情的にはなっていましたが、本当に私はワケのわからないことを言ったのかそこら辺のところも客観的にみてみたい、そういう気持ちもありました。
書いていると、涙が出てきましたが、涙をふきふきA4の紙4枚にわたり書き連ねました。
裏面にも少し書いたところで、ふと読み返してみました。
「長いな」
なんとなくまとめてみようと思い、再び紙に書き出しました。まだ泣けてきます。
ある程度まで書いて、また読み返しました。
「ここ、要らないな」
と、再び書き直し。 こうなると清書です。
買い物に出た
元々のこの日の予定の買い物に、やっと出る気になったので出かけました。
それでもはじめの内は、憂鬱な気分で頭も回らず、ただ店内をぐるぐる回っておりました。
そのうち、目に留まった生菓子を
「あ、これ、食べたい」
と思い、数分みつめておりました。
「よし、好きなもの食べよう」
そう思ったときから、買い物もはかどり始め、帰宅したころにはいつもと変わらず家事が出来るようになっていました。
そして立ち直った
事の発端から丸二日と、私にしてみれば長いこと引き摺っておりましたが、立ち直ったのは、
- 紙に書き出したこと
- 泣いたこと
- 買い物に出た(環境を変えた)こと
が功を奏したんじゃないかと思います。
書き出したことを読み返すことで俯瞰することになり、涙を流してストレスホルモン”コルチゾール”を排出し、環境を変えたことで気分転換ができた、と。
更年期は【書け】と【涙】と男と女(ん?)
更年期になって、身体もいろいろあるけれど、ご自分様のご機嫌取りが大変で、
「好きなことをしましょう」
とか、
「これがあればゴキゲンというものをそばに置こう」
とか、本で読んだので、 よし、好きなことをしよう!と思ったときに、
「好きなことってナニ?」
という事態にまでなってしまっておりました私。
その時にやってみたのが【書くこと】でした。
そこら辺のことは、こちらの記事にもチラッと↓www.nazekini.com
今回改めて書くことって効果てきめんだなあと思いました。
あと、コーネンキウツも進むと、なかなか泣けなくなる。
でも、涙を流すことがストレス解消になることを、今回身をもって思い知った(思い知った?)ので、時には【涙活】してみるもんだなあと思いました。
【涙活】とは何かというと、泣ける映画を観るとか、泣ける本を読むなどをして意識的に泣くことです、ざっくりいうと。
大事なのは、感極まって泣くことですので、玉ねぎ刻みまくって泣くとか、煙いところへ行くとかは違いますよ、念のため。
※以上全て敬称略
最後までお読み戴き
ありがとうございました🍀
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