【2019年4月17日公開2020年7月更新】
ナゼキニエンタメ!をご覧戴き有難う存じます。
小林聡美(敬称略)ファン、筆者の小幡リアン@nazekiniと申します。
その小林聡美主演、テレビ朝日スペシャルドラマ「離婚なふたり」が面白かったので、記事にしておきます。
よろしくお願いいたします。
スペシャルドラマ「離婚なふたり」とは
テレビ朝日スペシャルドラマ「離婚なふたり」は、2019年4月5日(金)、12日(金)の2週にわたって放送された作品。
リリー・フランキーが夫役、小林聡美が妻役の、熟年夫婦の離婚の顛末が描かれています。
原案は、「離婚なふたり」の脚本を担当された放送作家、樋口卓治の『ファミリーラブストーリー』から↓だそうです。
内容(BOOKデータベースより引用)
離婚を切り出された脚本家の野田隆介は、夫婦円満なホームドラマのシナリオを書きながら悩む。
二人の子供は十分に育ち、手はかからない。だが自分は妻と別れたくない。その理由は何だ。世間体か?お金か?妻を愛しているからか?ドラマは高視聴率のまま最終回に向かい。離婚期日は刻一刻と近づく
「離婚なふたり」キャスト
売れっ子脚本家”野田隆介”にリリー・フランキー、隆介の妻”今日子”に小林聡美
今日子が離婚相談する弁護士”堂島正義”役に岡田将生、隆介が脚本を執筆しているドラマのプロデューサー”東山英治”役に中村有志、隆介にインタビューする女性誌の副編集長”新海恵”役に酒井若菜
また、隆介が描くドラマの主演俳優役に小澤征悦主演女優役に松本まりか
この劇中劇のシーンがまた面白く、「マンハッタンラブストーリー」の劇中劇「軽井沢夫人」を彷彿させられました。
主役のご夫婦の娘婿の父役に、「相棒」でもお馴染み山西惇ちらりとご出演されているのもみどころです。
「離婚なふたり」で使われていた音楽
ドラマが面白いと、音楽にもハマる私(笑)
「離婚なふたり」は、フランス映画仕立て?私の好きな曲が使われていましたので、書いておきます。
黄色いコーヒーカップがアップで映り、コーヒーをかき回す”野田陵介”(リリー・フランキー)の手元からドラマがはじまります。
BGMはエリック・サティ「ジムノペディ」第一番
水の音が聞こえますが、ドラマもちょうど雨の降るシーンなんでちょうどいい?かと。
その時のセリフがこちら↓
「雨が降り始める、その直前の匂いが好きなんですよ。
ペトリコールと言って、土の中の植物のあぶらが、雨にとけて、におうんです」
この冒頭シーンで妻に離婚を切り出されちゃうの、わかる、と心底うなずきました。
続けてまたまたサティで「Je te veux」
自己中心的で注文の多い夫に対し、言葉少ない妻。
そこに「パリ、テキサス」っぽいスライドギターが流れ、妻(小林聡美)の表情に色をそえています。参考までに「パリ、テキサス」↓
そして、離婚を切り出したタイミングでこの曲↓のイントロ
いろいろあってからのクライマックスには、なんと「 Je t'aime moi non plus」
バーキン、ゲンズブール好きな私は膝を打ちました(笑)
エンディングはこれまたフランシス・レイ
などなど。
あ、肝心なことを!
メインテーマは、ジェジュン「君だけになる前に」
韓流ドラマもよく観る私、ジェジュンも面白くて好きです。
「離婚なふたり」感想
ドラマは、とにかくリリー・フランキーの名言(迷言)の数々が昭和臭&失笑。
小林聡美とのかけあいやりとりが、結婚生活30年の私にはしみじみわかるわあ~(笑)
岡田将生のクールなんだか暑苦しいんだかわからないキャラも面白かった。
「東京物語」の映像が流れたり、音楽と相まって小洒落た感じで、テーマが離婚でありながらも愉しめる作品でした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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