【2019年10月20日公開2022年10月更新】
当ブログをご覧戴き有難う存じます✨
「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石 (id:nazekini)と申します。
さて、本日は以前の記事でとりあげた芋焼酎↓
www.nazekini.com
の原料でもあるさつまいもについて。
よろしくお願いいたします。
【なんちゃって薬膳】について
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
食材について薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました(笑)
とはいえ、基本的には”旬のものを食べるだけ”という気軽なモノ、したがって【なんちゃって薬膳】としております。
旬のものはお買い得品になったりもするので、一石二鳥。
土用は黄
漢方の世界では陰陽五行という考えの下、いろいろなものを五つに分けておりますが、季節もその一つで、春夏秋冬の他に【土用】を入れて【五季】としています。
【土用】はざっくりいうと季節の変わり目の時季のこと。
春→土用→夏→土用→秋→土用→冬→土用→春……
といった具合に、四季の間に【土用】があります。
土用の丑の日とかで耳にすることがあると思いますが、あれは夏土用の期間にある丑の日、ということになります。
2022年の秋土用は、10月20日から11月6日
11月6日に土用が明け、翌11月7日が立冬で冬到来、という暦のスケジュールになっております(スケジュール?)
そんな土用は五色でいうと【黄】にあたり、【五臓】は【脾】(ざっくりいうと胃とその周辺)にあたるそうです。
それで、土用の健康維持の秘訣は、黄色い食材を摂って【脾】を養生しましょうね、ってなことなんです。
黄色い食材とは
黄色い食材とはナニか?
ざっくり見た目が黄色いものです。
今が旬のさつまいもはズバリ黄色い食材。
皮をむいたら中身は黄色ってことで。
他に、かぼちゃ、にんじん、柿、銀杏、かんきつ類、大豆、トウモロコシ、黄色いパプリカ、たまごの黄身などなどがります。
さつまいもはほぼ完全食
さつまいも1本、約200gを食べると、
- ビタミンE
- ビタミンB6
- ビタミンC
- カリウム
- 葉酸
- パントテン酸
等々、一日に必要な栄養成分を摂れてしまうそうです。
さつまいものビタミンCは熱に強いので、風邪予防やストレス緩和、美肌作用も期待できます。
さつまいもの薬膳的効能は健脾、補気
そんなさつまいも、薬膳的には【氣】を補う作用があります。
【氣】とは、ざっくりいうと体を動かずエネルギーのことです。
その大事な【氣】をとりいれるのがズバリ胃。
漢方では胃やその周辺機能を指して【脾】としています(ざっくり説明)
さつまいもには、この【脾】の働きを正常にする作用(健脾)があります。
つまり、胃腸の働きを整えながら体のエネルギーも補える、一粒で二度おいしい効果。
実は子供のころからあまり好きではなかった、さつまいも。
最近、無農薬野菜の販売店からセットで購入した野菜の中にさつまいもが入ってて、仕方なく食べてみたところ、これが意外にも(意外?)ウマー!
年取って元気がなくなってきたからでしょうかね、こんなにさつまいもがおいしいとは(笑)
さつまいもの【五味】は【甘】で【五性(性質)】は【平】
この【平】というのは、ざっくりいうと体を冷やしも温めもしないよ、という意味。
黄色くて甘いさつまいもには、今嫌われてる糖質も多いけれども、アイスクリームやケーキに比べて脂質はほとんど無いし、体も冷やさない(冷たいものはもちろん、精製された砂糖や小麦製品は体を冷やす作用があります)ことを考えると、おやつはさつまいもに置き換えるといいかもしれません。
ところで私は全く無視しているカロリーですが、さつまいもの場合、焼き芋よりも天ぷらの方がカロリー低いらしいですよ、奥さん。
ホンマかいな?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました♪
関連記事はこちら↓