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【土用の過ごし方】冬土用に食べるといいとされるもの【なんちゃって薬膳】

当ブログをご覧戴き有難うございます

旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。

 

2023年1月17日から冬の土用に入ります。

今回の【なんちゃって薬膳】は土用の過ごし方について。

よろしくお願いいたします。

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【なんちゃって薬膳】について

 

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韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓ 

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食材について、薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました(笑)

 

また、二十四節気、七十二候などを知り、季節に合った過ごし方なども意識するようになりました。

 

とはいえ、基本的には先述した通り、旬の物を食べるだけの気軽なもの。

したがって【なんちゃって薬膳】と自分では呼んでおります。

 

土用とは

 

土用とは、”土旺用時”の略語だそうで、土が旺盛に働く時期という意味で陰陽五行説に基づいたもの。

 

立春立夏立秋立冬の前約18日からそれぞれの前日までの期間を指し、

春→土用→夏→土用→秋→土用→冬→土用

と、年4回ある季節の変わり目のことです。

 

土用の期間は、土の神様(土公神)がいらっしゃるので土を動かすようなことはしてはならない、とされています。

 

これは、季節の変わり目は体調を崩しやすいので、無理せず過ごしましょうという意味ではないかと捉えています。

 

土を動かす、つまり、農作業や引っ越しなどは控えて、次の季節に備える期間。

 

土用の中には「間日(まび)」というものもあり、間日には土公神様がお留守になるのでその日には土の作業をしてもよいとされているのも面白いところです。

 

間日は季節によって決められているそうです。

春は、巳の日、午の日、酉の日。

夏は、卯の日、辰の日、申の日。

秋は、未の日、酉の日、亥の日。

冬は、寅の日、卯の日、巳の日。

 

お気づきかと存じますが、干支にちなんでいます。

特に「土用の丑の日」は有名で、土用の丑の日にはウナギなど”う”の付くものを食べるといいと言われていますが、これは、陰陽五行「相克」という考えに基づいたものからきているそうです。

 

土用に食べるといいとされるもの

 

陰陽五行説では、

春は木(緑が盛んになる時期)

夏は火(火のように暑い時期)

秋は金(金属のように冷えやすい時期)

冬は水(水のように冷たい時期)

土用は土(物事を育む時期)

とされています。

 

また、季節にも十二支があてがわれており、

春は、寅、卯、辰

夏は、巳、午、未

秋は、申、酉、戌

冬は、亥、子、丑

となっています。

 

「相克」とは、互いに勝とうとして争うことを指しますが、陰陽五行では木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に勝つ(克つ)とされているので、相対する季節に当たるものを食べて打ち勝つ=季節の変わり目を乗り切ろう、という考えがあります。

 

冬土用の入りは現在の1月(丑の月)

春土用の入りは現在の4月(辰の月)

夏土用の入りは現在の7月(未の月)

秋土用の入りは現在の10月(戌の月)

 

「土用の丑の日にうなぎを食べる」というのは、夏に対して冬土用の入りに当たる丑の月の、”う”の字がつく食べ物を食べる、というもの。

 

陰陽五行には色(五色)もあるので、

春土用には「い」の付くもの、白いもの

夏土用は「う」の付くもの、黒いもの

秋土用は「た」の付くもの、青いもの

冬土用は「ひ」の付くもの、赤いもの

を食べるといいとも言われています。

 

冬土用に摂りたい食材

 

冬土用は未の日に、「ひ」の付く食べ物や赤い食べ物を摂るといいとされています。

2023年、令和5年の冬土用は1月17日から2月3日までで、この間、未の日1月25日です。

 

冬に旬を迎える食材では、

  • ひらめ
  • あずき

また、薬膳では冬は黒い食材を摂るとよいとされているので、

  • ひじき

もいいですね。

 

また、

  • 羊肉
  • 豚肉
  • 豚レバー
  • 牛肉

なども薬膳では赤い食材とされています。

この頃はこの時期にスーパーマーケット店頭で見かけるいちごも赤い食材。

 

皮は赤いけど、中身は黄色の

  • さつまいも

薬膳では土用の時期には黄色い食材で【脾】(ざっくり胃とその周辺関係)を養生しましょうとも言われていますので、さつまいももピッタリです。

 

土用におすすめの黄色い食材は他に

  • かぼちゃ
  • じゃがいも
  • 人参
  • 大豆
  • とうもろこし
  • たまご

などがあります。

 

この時期たまごといえば大寒卵が有名ですが、大寒卵とは、大寒(大寒から4日、5日の内という説もあり)に生まれたたまごはそれを食べることで、子供は無病息災大人は金運上昇すると言われているもの。

 

大寒は毎年1月20日頃で、ちょうど土用の期間にもあたるというのも面白いなと思いました。

 

余談ですが、土用といえば夏の土用の丑の日に食べるといいと言われるウナギは、冬に旬を迎えることから、最近では冬の土用の丑の日にウナギを食べる人が増えているとかいないとか(どっちやねん)

 

ウナギは薬膳的に、(体を動かすエネルギー)や(ざっくり血液)を補う作用があるとされています。

 

ちなみに、旬でもないウナギが夏土用に食べられるようになったのには、江戸時代は牛肉を食べることがメジャーではなかったから、という説もあるそうで、そう考えると夏土用の丑の日は牛の肉でもOKですね。

 

土用の過ごし方

 

土用は季節が移り替わる期間で、この時期は、土=体の土台も整える時期。

体の土台は、食物の栄養を消化吸収する【脾】=胃腸にあるというのが東洋医学の考え方でもあります。

 

【脾】に作用する黄色い食材を積極的に摂る他、少食を心掛け胃腸への負担を減らす、冷たいものは避ける、スイーツ(糖分)も控えめに。

 

また、季節の変わり目は体調を崩しやすかったり、気持ちが不安定になることもあることから、新しいことを始めるのは避け、静かに過ごすこと、掃除や整理整頓、瞑想、整体などデトックス=心身の浄化にあてることがすすめられています。

 

赤い口紅で厄除けをする、というものもあり面白いなあと思いました。

 

以上、土用の過ごし方と冬土用に食べるといいとされるもののお話でした。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました! 

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