【2018年8月17日公開2020年8月加筆修正】
当ブログをご覧戴き有難う存じます✨
昭和の頃の漫画少女、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
なんだかんだ、毎週きっちりAmazonプライム・ビデオ でアニメ「BANANA FISH」を観ている私、物語は進み、”BANANA FISH”の謎解きも佳境に入ろうかという#7「リッチ・ボーイ」 を観ておりましたところ、画面にダチュラの絵が。
今回はバナナフィッシュとダチュラのお話です。
よろしくお願いいたします。
アニメ「BANANA FISH」とは
アニメ「BANANA FISH」とは、2018年7月~12月にフジテレビ系列「ノイタミナ」枠で放送された作品。
原作は、吉田秋生による同名漫画『BANANA FISH』
漫画『BANANA FISH』は、小学館の少女漫画雑誌『別冊少女コミック』誌上にて、番外編なども含めて1985年=昭和60年5月号~1994年=平成6年4月号にわたって連載された大人気作品。
単行本は全19巻、文庫版全12巻。
黒い文庫版は、巻末エッセイが面白いです↓ が、ネタバレがあったりするので、未読の方々はご注意ください。
『BANANA FISH』あらすじは、ざっくりいうと、ニューヨークの不良少年と日本人の少年の悲しくも美しい友情物語、ブロマンスもの。
主人公の不良少年”アッシュ”はIQ180以上の超天才且つ絶世の?美少年というところで少女漫画だなと思い出すんですが、ハリウッド映画にありそうな、当時の少女漫画には珍しい、ドラッグやマフィア、果ては軍隊まで出てくる男臭い?作品です。
アニメ「BANANA FISH」#7原作本ではココ
アニメ「BANANA FISH」#7「リッチ・ボーイ」は、原作『BANANA FISH』文庫版では第3巻に当たります。126ページあたりまで。
単行本では第4巻中頃から最後あたりまで
ロスについた主人公”アッシュ”達一行は、”ドースン博士”の邸を訪ねます。
そこにいたのは、博士の養子で中国系の”ユーシス”と婆や。博士のパソコンをハッキングして、BANANA FISHの秘密を探るアッシュ━
ダチュラとは
アニメ「BANANA FISH」#7を観ていて、”BANANA FISH”のことを調べようとパソコン操作しているシーンで、パソコン画面にダチュラの花が映っています。スクリーンセイバーなんでしょうか。
物語中には「ダチュラ」という言葉は出てきませんが、特徴ある花なので、
「ダチュラだ」
と思ったワケです。
ダチュラとは、DATURAと書き、ダツラとも言います。
エンジェルトランペットの名でお花屋さんで売っていることが多いようです。
ダチュラの花です↓
垂れ下がる大振りのお花は、まさにトランペット、なかなかゴージャスな咲きっぷりなので人気があるのかな、結構あちこちのお庭先にあるのを見かけます。
(厳密にいうとエンジェルトランペットは下向き、ダツラ=チョウセンアサガオは上向きに花を咲かせるので別物らしいですが、一般的には混同されています)
ところで、私が「ダチュラだ」と思った理由は、お花に詳しいから、というワケではございません。
私がダチュラについて知ったのは、村上龍の小説『コインロッカーベイビーズ』を読んだことがあるから。
写真は文庫版↓
ダチュラは世界を破壊するほどの威力を持っているモノとして描かれています。
BANANA FISHとダチュラ
私が漫画『BANANA FISH』をみていた同じころに『コインロッカーベイビーズ』を読んでおり、”BANANA FISH”と”ダチュラ”は似ている💡と、両作品を楽しんだものです。
ネタバレギリギリで説明するならば、BANANA FISHもダチュラもざっくり言うと毒性の強い薬物で、服用すると狂暴性を帯びるという作用から、兵器にされようか、というモノ(ギリギリアウトかも)
BANANA FISHもダチュラも、DATURA=”ダツラ”、チョウセンアサガオを原料に作られたモノ。
チョウセンアサガオってどんな花だろうと思っていた学生時代、ダチュラもバナナフィッシュも、ああ青春。
薬について興味を持つきっかけとなり、その後、アロマテラピー(アロマオイル)、漢方薬、薬膳へと興味の連鎖が(笑)
やっぱり漫画ってすごいなってオチです。
どれだけのことを漫画から教わったことか。
いやあ、マンガって本当にいいものですね、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!
アニメ「BANANA FISH」はアマプラ(Amazonプライムビデオ)で全話配信中↓※2022年7月配信終了。レンタルまたは購入で視聴可能。
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます🍀
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