【2020年7月30日公開2022年4月更新】
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以前、韓国ドラマ「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」についてブログに書きました↓
そこにも書きましたが、今回は「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」サウンドトラックについて、もう少し書きたいことがあるのでブログに書きます。
よろしくお願いいたします。
「大長今」音楽担当はイム・セヒョン
「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」の音楽を手掛けたのは、イム・セヒョン
イギリスで作曲を学んだというイム・セヒョンは、伝統的なイメージを大切に作曲されたそうです。
それは、韓国の伝統楽器を巧みにオーケストレイションに組み込んでいるところからも伝わってきます。
荘厳でありながら活きがいいテーマ曲「蒼龍(チャンリョン)」↓
彼女は、「ホジュン」「商道(サンド)」「イ・サン」「トンイ」など、「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」と同じ、イ・ビョンフン監督作品に広く関わっています。
もちろん全作品観ている私です。
「イ・サン」も「トンイ」も、さあ始まるぞ、という感じの曲でしたから、テレビの前に正座しちゃいました。
「オナラ」創作裏話
NHK BSプレミアムでは「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」についての豆知識や裏話的なことも放送されており、その中に、イム・セヒョンのインタビュー映像も流れました。
イム・セヒョンは、音楽を担当するにあたり、
「主人公の清潔で純粋なイメージを生かそうと思いました」
チャングムの力強い生命力を表すために、主題歌に大人のコーラスを使ってみましたが、どうしても主人公のイメージに合いません。
「放送前日になってある子供たちと出会いました。歌声を聴いてみると、まさに私が望んだ声でした」
こうして生まれたのが、ドラマエンディングで流れる主題歌「オナラ(わたしのもとへ)」↓
これは大成功ですよね!
子供の、上手なんだけれどもちょっと不安定な感じがするような声の伸びが婆の心を鷲掴み。
「はー、ドラマ終わっちゃった~」
という感じと共に、
「チャングムがんばって!来週も観るわ!」
と応援したくなる、そんな曲。
「オナラ」はアレンジを変えてここぞという時にも響き渡り?ます。 悲しいという一言では表現できないようなシーンに流れるこちら↓
「オナラ」は韓国語で
「わたしのもとへ来てください」
というような意味らしく、iTunesには日本語訳?と思えるようなバージョンもありましたので載せておきます↓
大長今お料理BGM「ヨンパップ」
「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」音楽の中でも欠かせないのが、料理シーンに流れる「ヨンパップ」↓
この8分の6のリズムが、菜をトントントトンと刻む包丁の映像と相まって、観ている方まで料理が出来るような気にさせてくれます。
てか、聴くだけでヨダレが。
これだけでMV作って欲しい勢いの好きさ加減なんですが、残念ながら公式の動画は探せずorz
もう、是非ドラマ観てと声を大にして言いたい。
2024年1月BS日テレで放送中↓
ミンの旦那のテーマ曲?「ハマンヨン」はイタリアン
主人公チャングムの夫となる人物”ミン・ジョンホ”(演チ・ジニ)
韓国ドラマあるあるで、チャングムとチョンホさまの恋愛も、すれ違いあり、横槍ありで、かなりジリジリじれったいものですが、その時に流れることが多いのが、「ハマンヨン」↓
「ハマンヨン」の歌詞は韓国語ですが、ちょっとイタリア~ンな感じがすると思ったら、イタリア人テノール歌手アレッサンドロ・サフィーナによる歌唱なんですね。
古典だけでなく、ポップなものも歌われているようです↓
Alessandro Safina - Luna (official video)
ちなみに、ミン・ジョンホ役のチ・ジニは、韓国版「結婚できない男」の主役を演じておられます↓
「結婚できない男」についてはこちら↓
「トンイ」では王様役(粛宗)を演じられたチ・ジニ、なんと日韓合同製作(フジテレビと韓国MBC)ドラマ「ソナギ」に出ていたそうです。
存じませんでした💦2002年放送↓
料理人カン・ドックのテーマ?
孤児となったチャングムを育てたのが、宮廷料理人カン・ドック(イム・ヒョンシク)とナジュテク(クム・ボラ)夫妻。
この二人が劇中では好い味を出していて、重厚なドラマの中でのお笑いポジション、ふっと肩の力が抜けるような癒しとなっています。
妻の目を盗んで呑んでばかりの”おじさん”と、ケチで口は悪いけど、行きがかり上でひきとったチャングムを実はとてもかわいがっているおじさんの妻=”おばさん”
おじさんは、通いの宮廷料理人なので、宮中に上がったチャングムの周りをウロチョロしては時にチャングムを助けたり。
「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」のサウンドトラックの中には、ドックという曲があります↓ドラマ観ていた時は気づいていませんでした。
調子のいいような笛の音が、おじさんの調子よさを表しているようです。
おばさん役のクム・ボラは、美しい俳優さんで、化粧品のモデルにもなったことがあるそうですが、チャングムでは徹底したコメディエンヌ。
俳優さんて、すごい、というか、怖い。
最後にこの曲も好き~清々しい気持ちになる「高原(コウォン)」↓
「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」サウンドトラック↓
チャングムの話は止まりません(笑)
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます🍀
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